長い一日だった。
朝 一本電話をして その後 滑り込みの時間で出勤仕事に出かけた。
出勤したけど 結局というか またもや というか 予定の貰うはずの資料のことは忘れられていて クライアントさんにも連絡してなかったようで。
じゃあ 今日こんなに無理して出勤することなかったんじゃん って言葉は呑みこんだ。そんなこという気力なんてなかったので 仮面の笑顔で押し通した。 具合があまり良くないもので・・と言ったら あっけないほどに作成していったものをPCに落としただけで 帰宅して良くなった。
帰り道 いいように足元見られて使われてるのかなって 考えたりしたけど それでも いいやと思った。 期待しなければいいだけだ。こんなもんだと思えばいいだけだ。 それでも関係を悪くしたくないのは わたしなりに 今 自分ができる収入の手段を一つでも持っていたいという 打算があるからだ。
それから 家に戻って 電話を2件ほど受けて 改めて 出かけたりして 2つの出来事を処理した。 2つともものすごくストレスがかかることで なんとかでも 全て終わった時には夜の8時を過ぎていたが とにかく身体の芯から疲れ果てていた。
鉛のような身体と 半分鈍磨した精神がそれでも重く鈍く痛んでいた。
気が付けば丸2日ほど何も食べてなかった。 昨夜も水で薬を(これは飲まないと酷い目にあうのは身に沁みてる。 わたしは苦しいのや痛いのは苦手だから)飲んだだけで 今日は少しでも何か食べなきゃな・・と思って 柑橘系のジュースを飲んだ。 それから飲み忘れないうちに薬も飲んだ。
少しずつでも食べれるようにしておかないといけない。 そうなると今度は過食に走るという極端なことになるのが わたしの悪い癖だけど。
トモダチと話した。
一緒にとにかくできるだけみっともなく生きることに しがみついてやろうよって 話した。 自分に言い聞かせるように話した。
世の中には綺麗に(どういうのが綺麗と考えるのかの 基準はそれぞれだろうけど)潔く生きるべきだと 考えるヒトもいる。 それはそれでそのヒトの生き方考え方なので それをどうこういう権利なんてわたしなんかには無い。
ただ わたしは地べた這いつくばっても弱音と愚痴と みっもないものを それも公然と吐き散らす度胸も無いので 此処で長々と書きながら それでも潔くなんか 散ってやるもんか と思ってる。
そんな威張って声を大にして言うようなことじゃないけど 滑稽な自己満足だろうけれど。
背負うもの抱えるものは誰もひとつひとつ違っていて だから そのニンゲンにしかその本当の辛さなんてわかりはしない。
壊れてしまいたいとジブンを壊してしまいたいと 疲れたと逃げ出したいと口にするときは それほどに追い詰められているということで。
そんな時に変な正当論みたいなものを解った様な顔をして 聞かされても余計に腹立たしく苛立つだけだ。
わたしが社長に今日の自分のことについて言わなかったのは それが嫌だったから。今 あれを聞いたら多分 神経が完全に壊れると思ったから。
わたしが死ねない理由はウツクシイものなんかじゃない。 怖いのと痛いのと苦しいのが嫌な臆病者だからと 自分が大切だと思ってるひとたち 特にまだわたしを必要としている 子供達のことがあるから。きわめて利己主義な理由。
わたしには生と死の間を彷徨い 迷う人達に対して 何かをいう資格なんてない。 だって わたしもまた その場所を彷徨いながら しがみついて自分に自己催眠かけながら 此処にいるだけのニンゲンだから。同じだから。
ただ それでもトモダチに いえる言葉があるとしたら 良かったら最期まで一緒にしがみついて足掻いてみませんか と。
人の死にゆく姿を間近に見つめながら その命が消えていくのを看取ったものの実感として その 後始末、諸々の手続き。 1年以上かかって やっと書類関係のものは 終わるんです。いや 状況によってはそれ以上かかる。 でも逃げられない。どんな状態にあっても それをやっていくしかない。他にそれをやる人間はいないんだから。
命の重み って一言で言ってしまえないほどの 沢山の付属物がそこにはある。
キレイゴトだけじゃない キビシイものがある。
わたしはそれを見せられた。 だから尚更に思うのかもしれない。 ウツクシい生き様とか潔い死なんてものに対して 正反対に生きてやる と思うのかもしれない。
ギリシャ神話のプロメテウスみたいに 生きながらハラワタ喰われ続けても。 プロメテウスは立派に耐えたかもしれないけど わたしは醜くみっともなく叫び続けてやる。 でもそれでも い き て や る ん だ。
明日 劇的な変化があるとは思わない。 救いのカミサマもオウジサマも来やしないことだって知ってる。
だけど ほんの少しでも 何かが変わらないとは 誰にも言えないだろう?
だから 許されるなら 生きて それを見届けてやるんだ。 見れなかった 見やがらずに逝きやがった アノヒトの分まで。
やっと 長い一日が終わった。
気が張りすぎていると眠れなくなるのはいつものことだが それでもやっと少し張り詰めていたものが 解けてきたらしい。
少し横になろうと思う。
できれば泥のようにただ 眠りたい。
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