リアルであたしを知っている人たちから よく言われる言葉 「しっかり頑張らなきゃね」
子供達にはアナタしかいないんだから だから頑張りなさいと。
頑張らなきゃどうしようもないのは 誰に言われなくてもわかってる。 現実その通りなんだから。
社長からももっと上を目指しなさいと。 頑張ればできる力があるんだから 病気は気の持ちようだし考え方だと。
親からも頑張って早く病気を治すようにと言われる。
頑張れ頑張れ頑張れと追いかけてくる声
あたし そんなに頑張ってないのかな。 頑張りが足りてるとは思わないけど どこまで頑張ったら 追われるようなこの声から 解放されるんだろう。
頑張りが足りないから気力が足りないから 気の持ちようが良くないから 病気になったし病気が治らないのかな。
背中から首にかけてが重く痛い。 両肩はガチガチで上に上がらない。
個人の仕事はもう一息。クライアントさんからの返事待ち。 これでOKが出ればお金が入ってくる。 下請けの方の仕事も現時点で出来る限り仕上げた。 後は 社長とクライアントさんからの資料を貰わないことには 進められない。 お金は・・・いつ貰えるのかわからない。 いただけるのは間違いないけど ちょっと特殊なので。
心療内科にいかないといよいよ薬が心もとない。 歯医者も詰め物はとれたままだけど 今は余裕が無い。
子供の高校の説明会や制服取りに行ったり 銀行へ書類を出して引き落としの手続き。 忘れたら一大事の予定が詰まってて 忘れないように書き込んだカレンダーを 一日に何度も確認しないと不安だ。
美容院にも行っておきたいし だから その時に病院へも行って薬だけでも 貰ってこないと・・と思ってる。 銀行の用事もその時に。
一度出たらできるだけの用事を片付けておかないと 後からなんて考えてたら身体が動かなくなる。
PCの調子は相変わらず不安定で。
身体よりも心の方が今は弱っている。
疲れました と少しでも洩らせば 善意の叱咤激励の声が聞こえてくるから 喉まで出かかったそれを呑みこむ。
しん と凍える心。 少しでも立ち止まれば失望される。 いや親からみた あたしは もう既に期待に応えられなかった子供。 歳をとれば取っただけそれは 親にとって深い傷になってしまった。 だから 諦めたんだろう あたしのことを。 仕方がない。無理もない。 親だって人間なんだから。 それでも 寂しさは消えない。
しがらみにがんじがらめで それでもこの場所で生きていくしかない あたしだけど だから知らない街に行くのは好きだ。
誰も知らない人に混じって知らない街をただぼんやりと 歩いている時に あたしはやっとただのあたしに戻って大きく息を吸い込む。
とおくへいきたい。
ぼんやりとただ空を 雲の流れを追いながら いつのまにか 目を瞑って ほっこりした陽だまりに包まれて 丸くなって眠りたい。
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ゆうなぎ
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