++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2007年02月28日(水) 空は続いてるから

結果を言えば 今日 仕事を休んだ。


準備して着替えて後は玄関のドアをあけるだけだったのに
それがどうしてもできなかった。

頭の芯の鈍い痛みは朝、子供達を送り出した頃からどんどん酷くなって
出かける30分前には横にならずにはいられなくなってしまった。

登校拒否になる子供の気持ちが痛いほどわかった。
抑え付けてた精神から溢れ出たものが身体を動かなくさせる。


電話をして具合が悪くて今日は休ませて欲しいと伝えた。
社長は無理しないで身体を休めて と言ってくれたけど
仕事についての件をひとつ言われた。

その件は知識のある人間からすれば当たり前のことなんだけど
わからない人にわかるように説明して納得して貰うには
かなり骨が折れる。
でも ちゃんと理解して貰っていないと困る大切なことでもある。

ただし 本来なら わたしの仕事とは繋がりはあっても
また別の分野になる。 
それ自体を仕事にしている人もいるくらいなので
サービス(無料)で そこまで責任をもたされては堪らないんだけども。


それでもそれを聞かされると変なところで気になる馬鹿なあたしは
頭痛薬飲んでもグラグラする頭でPCを立ち上げた。

休んだことによる罪悪感と 
でも少なくとも今日は行かなくてもいいという気持ち。
なんともいいようがない中途半端な落ち着かない状態。

そんな中で とにかくその件について検索して
急に社長から電話があった時にもわかりやすく即答できるように
次の出勤日に社長やクライアントさんへ見せて説明できるように
数枚の書類を作った。

でもそれまでが限界で 
後は何とかPCの電源を落として布団に倒れこんだ。

そのまま 記憶が途絶えて
起きたらもうすっかり夜だった。



子供達に聞いたら 
一応 子供達が帰宅した時には玄関のドアを開けて 
おかえりと言ったらしいし 
またカバンからお金を出して夕食に何か買ってきて と
長男に頼んだらしい。
まったく記憶には無い。最近こんなことばかり。

「お母さんの分もそこにあるから ちゃんと食べてね」と
子供達から言われてオニギリを食べて薬を飲んだ。
オレンジジュースも飲んだ。喉が凄く渇いてて
すっぱいものが欲しかったから
ジュースが喉に沁みるように美味しかった。

明日は出勤はないが明後日の出勤はクライアントさんも
来られるし 今度こそ どうあっても休めない。


最近のあたしは全然ダメだ。

気を張っているつもりなのに調律ができてない楽器みたいに
音程が狂ってちゃんと音楽が奏でられない。
何とかしようと焦れば焦るほど耳障りな歪んだ音しかでなくて
余計に落ち込む。



夜 トモダチから電話があって 
今日仕事を休んでしまったことを話した。

トモダチは元々この出勤仕事があたしの病気に与えるストレスに対して
心配して出来るなら止められたらいいのに・・と言っていたから
罪悪感を持つあたしに「休んで良かったんだよ」と
言ってくれた。

それを聞きながら 
結局あたしって人間はズルくてヘタレだなと再認識した。

トモダチの優しさとかけてくれる言葉が欲しくて
休んだ話をしたんだ。
いいんだよ って 大丈夫 って言って欲しくて。
それはやっぱり甘えだろう。
わかってる。わかってるの。わかってるけど。

甘 え た か っ た。


思考がぐるぐるまわる。
平衡感覚のおかしくなった迷路で途方にくれて座り込んでいる。


そのままでいても何も変わらないことくらい
知っているから ちゃんと立ちあがるよ。
まだ 立ち上がれるはず。まだ立ち上がらなきゃいけないんだ。


壊れかけたゼンマイを巻く。

遠い空の下にいても気にかけてくれる大切なひとたちがいるから。
その言葉のひとつひとつに力を貰って。


あのプールの飛び込み台で唱えた呪文を思い出せ。
どんなに震えが止まらなくても目を瞑って飛び込むんだ。
なけなしの勇気を振り絞れ。



あたしは今日、逃げた。今までだって何度でも逃げたことある。
これからも逃げること あると思う。


目を逸らすな。
あたしは臆病者だ。

でも闘うことだってできる。
それが他人から見れば 笑っちゃうようなささやかな闘いでも
めいっぱいの強がりでも

刃こぼれした剣と錆び付いた盾で
闘ってみせようじゃないか。

なぁ・・ジブンよ。

ちっぽけな弱虫なジブンよ。



生きろよ。


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                               ゆうなぎ


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