壊れてしまいたい。 わたしというものを粉々に壊してしまいたいという衝動。
だけど所詮 わたしは壊しきれないだろう。 どんなカッコつけたイイワケしても 結局は最後の最後で怖いからというヘタレた理由で。
それでも自己破壊衝動がどれだけ大きく内側で膨れ上がっても どんな理由にせよ、セーブが無意識にかかることは有り難いと思ってる。
壊れたいけど壊れちゃいけない。 現実問題としてやっぱりどうしても。
先の見えない闘いほど精神を疲労させるものはない。 目の前の山積みになったものを見るだけで気が遠くなる。 逃げ出して済むものならそれができるならどんなにラクだろう。 それができない以上 ため息つきながらでも一つずつ。
胸の中には いつからか ずっと止まない雨が降ってる。
いっそ叩きつけるような土砂降りならいいのに。 それならその雨に溺れることもできるのに。
音の無い雨は静かに心を疲弊させていく。
静かに降る雨に身を晒しながら 自分を壊すことを夢想しながら
わたしは また目の前の一つを手に取る。
音の無い雨は降り止む気配もなく
ただ ずっと降り続いている。
-------------------------------------------------------- ゆうなぎ
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