元々なのか いつからなのか 定かでない。
ほとんど無意識に行われる 感情の隠蔽。
行間からで、あったり 空気からで、あったり 気配からで、あったり
それは多分ほんの微少に隙間から流れ出るモノ 相手から発せられる違和感、綻び。
敏感に感じてしまうのだ。 勘違いではなくて、考えすぎではなくて。
気にするようなことではないのだろう。 むしろ 気にするから自分がギクシャクとする。
そうしてその自分のギクシャクが 小さな違和感に綻びに過ぎなかったモノを 掻き毟るように広げていってしまう。
そっと後ずさりする。 悟られないように。 気づかれませんように。
大切だと思えば尚更 失くすのが 怖くて。怖くて。怖くて。
意気地なしと言われようと そんなに信じられないのかと詰られようと
確かめる勇気も ぶつける気力も あたしには もう 無い。
元々なのか いつからなのか 定かでない。
ほとんど無意識に行われる 感情の隠蔽。
吐き出してぶつけることが どうしてもできない。 言葉を選びながら どこかに逃げ道を確保しながらしか。
もう失くしたくも傷つきたくもないのだと 啼く
あたしの
感情。
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ゆうなぎ
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