そう望まれるなら そのカタチのわたしを その相手に見せてあげることは簡単だ。
そう、簡単。 笑っていて欲しいなら 二度と目に付くところで泣き言は言わないし ”その人がこうあって欲しいワタシ”としての言葉で答えるし 程良くおちゃらけ気味で前向きな明るい自分を ちゃんと見せてあげられる自信あるよ。
ただ 悪いけどそうなったらもう裏の本当の顔は見せない。 心の中で一線をひく。
頭からの拒否はしないし、したくないと思ってる。 言われたこと投げかけられた言葉が わたしにとって的外れだとしても できる限り受け止めてその意味を考えることだけはしたいと思う。
わたしは押し付けるのも押し付けられるのも苦手だ。 やり方や生き方や感じ方は人それぞれだと思うから。
それと イイコちゃんの模範解答としてでなくて 実際 今のわたしには そういうバトルのような 人との関わりや解りあいの手段はとてもじゃないけど無理。 寝たきりでいる人にフルマラソンを走れっていうようなもの。
わたしは鬱病で薬を飲んでいます。 (こんなふうにひと括りにしてしまうのは ちょっと違うし 実際 鬱病といっても色々な症状や個人差があるのだけれども)
大まかに言ってしまえば それは感情の振り幅を少なくして押さえて 少しでもかかってくるストレスを少なくする為の薬です。 そして確かに今のわたしには必要なものなんだけど でもそれは痛みを麻痺させる役目はしてくれても 傷を治していく為のものじゃない。 むしろ感情の極端な流出を押さえる分 例えば激情(爆弾)を心の奥底(深海)へと沈ませて 其処で爆発もしくは抱え込むようなもの。
身体に対しての副作用もあるし (これも個人差有り。 わたしの場合はあってもまだ少ない方だと思われるので 薬は合っている気がする) 精神面での副作用(と呼ぶには乱暴だけど)が このロボトミー化ともいえる部分になるんだと思う。
でもロボトミー化でも何でもそれが今の応急処置として 生きていく為に必要なわけで。
でね・・脱線気味になった話を戻すと そんな状態のニンゲンに心の底から本心の感情をもっと出して!って 要求(それが厚意からのことであっても)は どうしたって無理なわけです。 というか 出さないように必死で押さえてるわけですから。薬で。 それでも完全ロボトミー化してないから やっぱり 感情の破片は残ってていっぱいいっぱいになったら 薬でも押さえが効かなくなってくる。
そんな時 少しでも出しても大丈夫かな?って 数少ない部分で その負の感情を恐る恐る出す。 だから そこで(厚意からでも)この現状をわかってない状態の 言葉(願い)を投げかけられると一気に落ちてしまうんです。
それも善意だから余計にシンドイ。
鬱病やそれに関すること知らない人からみれば ???だと思うし理解に苦しみもすると思う。 鬱のことを精神的問題とか ただ怠けてるだけとか 弱すぎる だけで切り捨ててしまうヒトすらいるんですから。
この人は何で前向きになれないんだろうとか もっと頑張って欲しいとか それができるはずだから とか 全部 善意だとは承知だけど でも正直 少なくともカミングアウトしてる相手に対しては 少し言葉を選んで欲しいな・・と思います。
普通の人ならなんてことないことでも 深くえぐるように突き刺さったりするしトラウマも 呼び起こされるんで。
わたしは人に対してかなり臆病になっているけど 垣根を越えて声をかけてくれた人にはできるだけ答えることは したいって考えてます。 だから 自分に関しての説明をしたり もしそれができない時には 長くてわかりにくくて申し訳ないけど 此処の過去日記を読んでみてくださいとお願いします。
それでもまだ わたしと関わりたいと思ってくださるならば お友達になってください・・と。
これが今 わたしにできる精一杯。
それでもその方が期待していたイメージの中のわたしと違うと 失望して去っていかれた方はやっぱりいらっしゃいます。 さすがにその時々で 傷つきはするけれども これも諦観というか・・仕方ないこと・・と思うようにしています。
***
前にも此処に載せたけどもう一度この詩を。 これがわたしの気持ちの全てです。
「風の行方(ゆくえ)」
風が吹いている 深い深い底で 止まないその音を 膝を抱え聴いている
見えないものなら わかったと言わないで
優しさの名前で 満足しないで
お願いだから わたしに触れないで
失くしてしまうものなら 与えようとしないで どうか
今日も
風が吹き続けてる 深い深い底で 止まないその音を 膝を抱え聴いている
聴こえない歌なら 歌ったりしないで
切なさの意味を 一人合点しないで
お願いだから そっと立ち去って
風の行方は
誰も知らなくていい
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ゆうなぎ
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