++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2006年05月29日(月) 空への伝言

「空への伝言」

さんびゃくにんのひとがおそうしきにきて
ちいさなてをにぎりしめてうつむいているわたしに
くちをそろえてあなたはすばらしいひとだったといいました

命を削って心を置き去りにして
そうして築き上げたもので

あなたはすばらしいひとになりました


けれど

聞いていますか
あなた


すばらしいひとなんかいらない


わたしと子供達が欲しかったのは
ただ

側にいて微笑んでくれる人でした

*
  
「この世の果て」

飛びたいと願っても
行き着く場所などなかったのに
空の果てにあるのは
何処か でしかなかったのに

それでも飛びたかった
この世の果てまで


飛ぶ夢を

見たかった

*

「昨日の夢」

泣きながら目覚めることは珍しいことじゃない
目に見えないだけで傷なら無数にある

消えたいなんて簡単に口にしちゃいけない
涙に溺れても犬かきなら泳ぎきれる
カッコつけなきゃいい
生きることを諦めなきゃいい

生きてさえいれば

昨日見た夢
今日はもういない人
だから生きようと思う

明日また夢を見るために

わたしは生きたいと思う


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                               ゆうなぎ


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