週末 実家に。 大ばあちゃんの介護の手伝い・・というのは 半分以上口実。 要するに顔を見て安心したかったんだ。 いい歳して甘ったれ。
大ばあは相変らずで波があって 両親はやっぱり大変そうで。 わたしができることなんてたかが知れてて。
それでも手を握りながらさすりながら ゆっくりゆっくり話をする。 いろんな話。耳が遠いからなかなか伝わらない時には 身振り手振り。
結構 これが通じるんだ。 でね すごい柔らかな笑顔見せてくれるのよ。
すっごく嬉しい。
勿論記憶は時々飛ぶし わからなくなっていること 混同していることは沢山あるけど そんなことどうってことない。
これはでもこうしてせいぜいが週に1度しか来れないから。 だからその分 大ばあに対して 気持ちの余裕が持ててるから言える事。 両親にとっては介護は日常。ストレスも半端じゃないだろう。 そのシンドさはわたしには良くわかる。
わたしもやっぱり夫の介護の日々を送ってきたから。 自宅介護は大変。こればかりは多分 経験した人にしか わからないと思う。
あの日々をもう一度やれといわれてもできる自信はない。 入退院と手術の繰り返し。介護と付き添い。 ひたすら必死で毎日にしがみつくしかなくて 真っ暗闇の中いつ切れてもおかしくない細い糸の上を歩いているような。
両親だって高齢だから できれば一緒に暮らせたらいいのだろうと思う。 けれど 子供達の学校の関係でそれはまだ難しい。
夫が亡くなった時に転校させることも考えたけど 諸々の出来事 ショックの中で この上 環境を 新たにすることはより一層の負担を子供に強いることになる。 事情をわかってくれている仲良しの友達や先生から引き離すことは どうしてもできなかった。
だから 今の形。不甲斐ない娘で孫であるわたしだけれども それでも わたしたちが行くと違うと喜んでくれる。
今回も大ばあにいっぱい触れた。 童女のような笑顔が見れた。話せた。 そうして 安心した。
ああ・・・大ばあはまだちゃんと此処にいてくれている。 大ばあの温もり。暖かい。
帰りがけ 「ちゃんとお父さんやお母さんのいうこと 聞かなきゃダメだよ〜 まだ冷えるから風邪ひかないようにしてね。 また すぐ来るからね。おばあちゃんが元気でいてくれるから わたしは頑張れるんだからね」 って。 手を握って話した。 大ばあも「うんうん」って笑顔で聞いてる。
もう帰る時間迫ってて 手離していかなきゃいけないのに なんかこの温もりを離すのが子供みたいに切なくて。
帰り道 梅 に 水仙 色とりどりに花々。
美しさに暫し見惚れる。
ああ・・・季節は巡っているんだねぇ・・・ 春はもう来てるんだねぇ・・・
恨めしき花粉症で目はショボショボ クシュン!と鼻がさっそくムズムズだけども。
花々の姿を残しておきたくてケイタイでパチリ。 今日の日 あの温もりと一緒に。
また来週 会いにくるよ。 大ばあ
風邪ひかないようにね。転んだりしないようにしてね。
待ってて。
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ゆうなぎ
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