++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2006年02月24日(金) 命のチカラ

去年の年末に買ったお正月用の花。
その中に銀色に塗られた飾りの細い一枝。

これが なかなかに もって
他の花々が枯れてもそのままで
だから捨てそびれて水入れた一輪挿しにさして置いてた。

1月が終わり 
そこに小さな若草色の芽が出てるのを見つけた。

へぇ〜って思った。
スゴイや って。
銀色に塗られた枝では息も苦しかろうに
それでもそこから芽を出すしぶとさ。
でも 限度があるだろうな とかも思った。
だってこれじゃ息が続くまい。
枯れてしまうのかな・・と思ったけど
時々水替えしながら そのままいつか忘れてた。

2月 もうすぐ終わる。
ふっと見て今度こそビックリした。
そこには銀色の塗料にもめげずに
あちこちから若芽が出ていた。
なんだか 嘘みたいだけど 根まで出てきてて
あの 頼りなげだった小さな芽は
今ではすっかりと力強く其処に命を蘇らせていた。




自然の力
命の底力

そんなものを見せつけられた感じがした。

それも淡々と。
ただ当然であるもののように。


自然は強い。
でも其処には人間(ひと)には考えられないくらいの
厳しさもまた あるだろう。

人間は弱い。
でも そんな弱い人間もまた自然の一部なのだということを。

ふっと。


悟りなんか開けない。
わかったように言ったって
それは生きる為にジブンに言い聞かせているだけに過ぎない。

ちっぽけな上にまた一段とちっぽけなのが
わたしというニンゲンだ。

それでも なんか 
100万言の有難い言葉を聞くよりも
この目に眩しいような若芽のコトバは
わたしの心に響いた。


生きろ




ただ
それだけ。

生きること

息 を
生きる を
すること。

まだ わたしは
生きはじめてもいないような気がした。

いつか わたしも
生きたい と そう 

思った。

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                               ゆうなぎ


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