今夜は夜に子供らと久々にビデオタイム。 撮りためていた「サムライ7」を。
みんなで布団敷いた中に潜り込んで 両脇には末っ子と真ん中の子 ピッタリくっいて 物語にドキドキハラハラ。
26話完結で元は黒澤明監督の「七人の侍」 アニメ化ということでどんな解釈がされているのか 興味あったし とにかく一番上の子からの強烈な お勧めがあったので腰を据えて見ることにしたんだけど そのうちにわたしの方がすっかりとハマってしまった。 途中で一旦止めるつもりが結局最後まで一気に。
末っ子と真ん中は途中でくうくうと寝てしまったけど 一番上はわたしと一緒に熱心に観てた。
このアニメ、元の映画の魂のようなものはしっかりと 残しつつ それでも 思い切って背景設定を変えたことで より新鮮に物語として新しい命を吹き込まれたという気がした。 下手になぞろうとするよりも よほど「七人の侍」の魂が 描かれていて 暫し その世界に心が旅していた。
サムライも農民も商人もそれぞれが 生きて いて。 生きようと していて。 それぞれのやり方で それは 時に したたかに 時に 哀しいほど懸命に。
結末はハッピーエンドというには厳しく。 それでもニンゲンというものの逞しさと だからこその希望の欠片のようなもの。
わたしは最近では そういう その作品に入り込んでしまうようなものに関しては 本でも映画でもアニメでも避けていたんだけれども これは それでも観てよかったとそう思えた。
シビアな世界だ。
時代は変わっても人間が生きていく上で 形は違っても厳しい現実が あることには変わりは無い。 悩んで迷って躓いて転んで怪我をして 時にすれ違い傷ついて傷つけて。 そうしながらも それぞれに それぞれの道を それぞれのやり方で往くしかない。
息をするということさえも どうにも苦しくて 仕方ないような時もやっぱりある。
完璧からは程遠いニンゲンである以上 努力はしても全てを背負い込めるはずもないし そう思うこと自体が見当違いの驕り以外の何物でもないだろう。
ただ だからといってやっぱり最期の最期で踏ん張りたいと 諦めたくはないと 思うんだ。
わたしは わたしの道を 往こう。 この道は わたしにしか 往けない道だから。 わたしも 他の誰かの道を代わりに歩くことができないように。
潔くは なりたくない。 大いに ごねて騒ぎ立てたいと思う。 その気力さえなくなってもグジグジとしがみついてやりたいと思う。
この 生きる ということに。
わたしなりに。
最期まで。
---------------------------------------------------------
ゆうなぎ
|