色々な特別な日がある。
アノヒトに関わるそんな日は 懐かしさとか切なさとかいうには もっと まだ 生々しい。 わたしの精神を不安定にさせる。
また そんな日が近づいてくる。 もうすぐ その日がくる。
考えすぎるなとか もっと前を向いてとか
その言葉は多分 とても正しい。
けれど 正しいことがいつもその通りにできるとは限らない。
ニンゲンはそんなにキッチリと切り替えも割り切りもできないことを その言葉を投げかける人々も知ってはいるのかもしれない。 ただ他にかける言葉が無いからそういうしかないだけで。
末っ子は未だ 実はこっそりと甘えん坊で 一日何回も 抱っことチュウをせがんでくる。 実は 真ん中も まだまだ 甘えたくて 独占欲の強い末っ子の目を盗んで こっそりと 抱っことチュウをしてる。
それでも可笑しいのはどちらも外に向けては そんなこと おくびにも出してないことだ。 あくまでも これは秘密。 甘い甘い オカアチャンとの秘密。
さすがに一番上の子はそういうことはないけども この子はこの子で カエルの子はカエル。 書く事が好きで本が好きで。 しっかりとオタクの血は母(わたし)から受け継いでいる。 いつの間にか気の合うオタク仲間(笑) 一緒に気に入ったビデオを見ようとか書いたものを読んでみてくれとか そういう意味ではこの年頃にありがちな断絶は有難いことに無い。
三人三様。
大きくなった。本当に。
でもやっぱりみんなまだ子供。 下の二人にまとわりつかれて重くなった身体を抱っこ抱っこチュウ。 サンドイッチに挟まれて足を絡めて眠る布団の暖かさ。
この温もりに わたしは何度救われただろう。
心が疲れたときはすっかり重たくなった温もりをぎゅうううっとする。 ヨシヨシとまだ小さな手が背中を撫でてくれたりする。
抱っこ抱っこしてもらってるのは ほんとは わたしの方なのかもしれない。
小さなナイトたち。
ほっぺにほっぺをくっつけて髪に鼻をうずめて わたしは ひなたの匂いを嗅ぐ。
そして おはよう と 今日をまた なんとか始める。
---------------------------------------------------------
ゆうなぎ
|