++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2006年02月13日(月) 痛みのカタチ

痛みのカタチは それぞれに違うから
ある人には何でもなく気づかずに通り過ぎていくような風でも
ある人には傷を負うようなカマイタチであり得る。

きっとだから 難しいのだろうな と思う。
意図せずにでも 人は人を傷つけられる。
誤解も思わぬ方向から不意打ちのように生まれる。

わたしは基本的に臆病な小心者なので
傷つけることもそれによって傷つくこともしたくない。
だから自分なりに一部の人からは考えすぎだとか
気を遣いすぎだと言われるほど神経を張り巡らしてしまうところがある。

それでも皮肉なことにそれが逆効果になることがある。
これはなんともやりきれない。
正直 とても堪える。

去っていく人は みんないつも わたしにその人たちの
”そうであって欲しいわたし”を重ねているように思える。

でも わたしはこの通りの不器用者のわたしなので
失望されるのだろうと思う。

わたしはわたしで はっきりいって何も変わっていない。
勿論 いい方向に変わっていきたいと思うし
その為にできることはしたい・・しなければ と思っているし
また そうでなくてはこの現実の毎日を生き抜いてもいけない。

だから その為のことはする。
わたしにも守らないといけないものがあるから。
その為に生きることにしがみつけているのだから。


痛みのカタチはそれぞれだと書いた。
だから 自分の痛みが一番痛いなんていうつもりはない。


でも
わたしだって 痛いのだということ。
充分に傷つきも疲れもしているのだということ。

去っていったヒトにわたしはわたしの傷も見せてきたつもりだ。
それは相手のヒトもそうだったように わたしにとっても
とても 苦しい辛いことだった。
でも わかりあいたかったから だから できる限り曝け出してきた。

でもみんな最後は「あなたには わたしの痛みは所詮わからない」と
言ってわたしに失望して去っていく。

確かに どれだけわかりあいたくても
100%いやもっとかもしれない。
心の闇の部分 痛みの部分 傷の部分を完全にわかりあうなんて
その人自身にならない限り無理なことだ。

だから そのヒトたちの痛みがわかるなんて わたしには
とてもじゃないが言えない。
でもただ 少しずつでもわかりあえたらいいなと思ってきた。
いや わからない痛みの部分を含めて 信じあえたらいいなと
思ってきた。

でもそれじゃ ダメだったんだろうな・・と。
必要なのはあくまで 
その”相手のヒトの思ったイメージ通りの反応をするわたし”
なのだから。それは無理というものだ。

最初から言っているようにわたしはそんなにできた人間じゃないし
文字通り 小心者のヘタレだ。
だから せめて 
どれだけ不器用な形でも
馬鹿がつくほどでも自分を見せると決めたヒトには
出来る限り曝け出し真正面から向き合いたかった。



でも

みんな忘れてる。
みんな考えてはくれない。

わたしにも傷があること。
わたしも痛みを抱えていること。
わたしも今なお苦しんで病んでいること。

別にいいんだ。
それは もういいんだ。
いつも結局 わたしに求められるのは
受けとめる役だから。

それは思い知っているから。

だから わたしは受けとめられるものは受けとめたいと
そう思ってやってきた。そんなことが出来ると考えること自体
自惚れた傲慢な考えかもしれないけれど。
それでも そうしたかったんだ。

そうして挙句 失望されて去られる。
最初から覚悟しては いる。
覚悟しての
これが わたしだし
わたしの生き方 だ。


けど最近になって 何だかとても疲れてきた。
力もないのに分不相応なことを思ったから
カミサマから思い知らされたのかもしれない。




わたしの痛みの日を知っていますか?
わたしもまた どれほどの消えることの無い傷の深さに苦しみ
今も闘っているのかをアナタは知らないでしょう?

アナタの傷の痛みのカタチをわたしが知らないのと同じように。




全部わかってくれとは言わない。
わかって貰えると考えるほど
わたしはもう人間に期待はしていない。

だからそれでいいから それなら わたしにも期待をしないで。
わたしだって投げつけられた言葉に平気なわけじゃない。

失望したと引っ込める手なら最初から伸ばさないで。
わたしに必要以上に触れようとしないで。せめて。



わたしは こういう 人間です。


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                               ゆうなぎ


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