++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2005年11月03日(木) 「籠の鳥」

「籠の鳥」

作詞 千野かおる・作曲 鳥取春陽


あいたさ見たさに
こわさを忘れ
暗い夜道をただ一人

あいに来たのに
なぜ出てあわぬ
僕の呼ぶ声わすれたか

あなたの呼ぶ声
わすれはせぬが
出るに出られぬ籠の鳥

籠の鳥でも
智恵ある鳥は
人目忍んであいに来る

人目忍べば
世間の人が
怪しい女と指ささん

怪しい女と
指さされても
真心こめた仲じゃもの

指をささりょと
おそれはせぬが
妾(わたし)ゃ出られぬ籠の鳥

世間の人よ
笑わば笑え
共に恋した仲じゃもの

共に恋した
二人が仲も
今は逢うさえままならぬ

ままにならぬは
浮世の定め
無理に逢うのが恋じゃもの


(この歌詞は作詞者の著作権が消滅しています)




昔 祖母が良くこの唄を口ずさんでいたのを覚えている。
祖母たちが生きた時代にも 沢山のままならぬことが
きっとあったのだろう。

時は移り変わっても ひとの運命のままならぬことには
変わりがない。


子供に還った祖母は色々な昔の唄を歌う。
病院でも真夜中に大きな声で歌いだしてしまうから大変らしい。
家に帰りたいとダダをこねて困らせていると聞けば
たまらなく切ない。



いつのまにか覚えてしまった「籠の鳥」を
口ずさんでいる自分に気がつく。


わたしは祖母の歌う声が好きだ。
少女のように繰り返し歌うその声は

懐かしい子守唄のように聴こえる。





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                              ゆうなぎ


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