嘘つきだ わたしは。 嘘をついてないときの自分の方が少ないくらいに。
なんで大丈夫だっていう? なんでそこで 笑ってる? なんで飲み込む? なんで なんで
それでほんとに大丈夫なら立派なもんだ。
けど全然ダメじゃないか。 できてないじゃないか。 内側ボロボロじゃないか。
潔くもなれず 諦めることも結局できないまま 絶対を思い知りながら なのに醜くあがいている。 見えないところで。
優しいなんて言わないで。
そんな上等なものじゃない。
怖いだけだ。傷つくのをみることで また 自分が傷つくのが。
耐えられないほど怖いだけだ。
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ここまできても生きることに固執してしがみつくのは 死んでいく姿をこの目でまざまざと見せられたからだろう。 その壮絶さを心に刻んだからだろう。
生きることが正しいとか 生きるべきだとか 死にたいと思うことが弱いとか 死にたいと言う事が間違ってるとか そんな そんなことじゃなくて そんなのがいいたいわけじゃなくて そんなの全然言いたいことと違うんだよ。
わたしはそんな ご立派な人間じゃない。
生きることに固執するのは義務感すらもっているのは それは わたしのある意味 エゴでしかない。 ただ もう変えられなくて刻まれてしまったものだとしか言えない。
多分 死ぬときは立ったまま気づかれずに死んでるだろう。 死んだ後で ああ こいつ なんかえらくボロボロになってるとか やっと・・・・。 いや それでも気づかれないかもな。 結局 自分からは死ねないって ただ そういうこと。
だから ましてや他人に死ぬな なんて偉そうにわかったように 言えるはずもない。
ただ 逝かないで欲しい・・とすがるだけ 例えそれが酷いことでも。
わたしのエゴで。ただ わたしのエゴで。 願わずにはいられないだけ。
許してください。愚かしいほど弱い人間なのです わたしは。
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