++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2005年04月13日(水) 薄い膜の中(診察日の朝に)

副業仕事 とにもかくにも無事お客さんに作成したものをお渡しでき
入金もいただいた。修正作業など多少あるかもしれないが それでも
とりあえずの山は越えて一息つけた。ものすごく大変ではあったけど
やりがいはあったしそれなりに満足してもらえた仕事できたと思う。
ホッとする。

子供も学校へ登校し今日は午後から心療内科診察日。
薬貰ってこなきゃ。

正直先生に様子聞かれてなんて話していいかわからない。
落ち着いているといえば そうなんだろうし。
というか 落ち着いてる人のふりなら今 多分上手にできる。
普通のふり・・・かなりちゃんとできる。
これはやっぱり薬のおかげだろうな。
いや 今までもできてたんだけど仮面被るのは。 

夜中に・・・
洗い物しながら・・・唐突に涙がぼろぼろ出てきたり
普通に歩いていて空見て泣いたりとか 誰もいない家で
イライラして床や壁にふらふらになるまで頭ガンガン打ち付けたりとか。
そういうのしながら 人の前で仮面被ってたのが

そういうのしなくても仮面被れるようになってるから。

かわりにぼんやりしてるけど。なんか。
強い感情が出せなくなる(薄れる)のも
ある意味 自分が薄い膜で包まれてるみたいで寂しいなと
(辛いという感情よりもっとぼんやりとして それでいて居心地が
定まらないような落ち着かない感じ)思うけど
じゃあ 元の感情の起伏が激しすぎる状態でいいのかと聞かれれば
それじゃ現状生きていけないんだからしょうがない。

とにかく 薬貰ってこよう。

「はい お蔭様でだいぶ落ち着いています。
 薬飲むと安心します。まだやっぱり薬必要なんで薬お願いします」

って感じで。

わたしという人間の中はごちゃごちゃになってて。
でもそのごちゃごちゃを薄皮一枚で包んで普通に見せてる。

たったひとつの決意はとにかく生きることを全うすること。

とにかく生きる ただそれだけが こんなにも難しい。

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診察から帰ってきた。
今日は何でだろう とにかく眠くてだるくてしかたなくて
予約時間前について待合室で待ってる間も すごくだるくて
眠くて。ぼーっとなってた。

診察はいつも通りで調子とか聞かれて
「薬のおかげでだいぶ落ち着いてますが 大きなストレスが
かかった次の日は頭があがらない感じで一日ぐったりして
しまいます」と 話した。

うんうん・・と聞いていた先生は

「それでもこのくらいの薬の量で落ち着いてきてるのは
あなたの精神的な復元力が強いということだから
自信を持っていいですよ」といわれた。

はい って答えて。

喜ぶべきことなんだろうな・・打たれ強いのには自信あるもの。
いや 正確に言うと打たれ弱くてボロボロになってるけど倒れきれない
っていうのが正解なんだけど。 
ホントに最期は立ったまま あれ?死んでるよ こいつ。みたいな。

できちゃうんですよ。大丈夫なふり。
いや むしろ 人あたり良く快活なほどに。
それは 条件反射?習性?
身(ココロ)を守る術。

なんか異様な精神力。長年培われた取り繕う 見せない意志力。
無意識に笑顔になる仮面が顔に張り付いちゃってる。
取れない。

あは。

どうも先生がこの春移動になるようで ここは総合病院なんだけど
この近所に新しくできる専門の心療内科への転院を進められた。
そこの先生は今の先生とも親しく 曰く専門でもあるし
今だと週1しか診察日ないけどそこは毎日診察受けれるし
それに とても良い先生ですよ とのこと。

詳しい事情などもう一度全部話すのはどうにもシンドイと思ったので
そう言ったら先生も その辺の心情は理解してくれて 全部今までの
流れやわたしが話したことをコピーして渡してくれるとのこと。

次の診察まで今の先生に見ていただいてから 多分紹介状持って
転院になるだろう。

転院してもいつでも何かあればこちらでもみますからね と
先生が言ってくれたので はい ありがとうございます と答えて
診察終了。

今度はまた1ヵ月後。
薬 ゲットして帰宅。

眠い。だるい。
食事の用意しなきゃ・・。

桜 いつのまにか風に散っていく花びら。 


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ゆうなぎ [MAIL]

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