++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2005年03月12日(土) 言えない

友達からまた電話。友達も苦しくてたまらないんだろう。
恋愛問題、どれだけ辛いかってこと、いつも人の気持ちばかり考えて
何も言えないでいるのって泣いている電話の向こうの声。

うん・・うん・・そうね・・本当に辛いね・・ってひたすら聞きながら  
デモ ワタシダッテツライノヨ って
何度も浮かびあがってきて喉のところで固まった言葉、 
また飲み込んだ。


眠れなくてずっとネットのいろんなメンタルサイト見てた。
何かサガシモノしてるみたいにいろんなとこ検索したりふらふらと
リンク辿ったり。

自分と似たような気持ち手繰るようにすがるみたいに。
いろんなサイトがあっていろんな掲示板とかあって
いろんな人たちが色んな気持ちを書いていて。
それをずっと読んでた。

何がしたいんだろうわたしは。


寂しい さみしい サミシイ
話したい 話せない 話したくない
わからない わかるはずない わかって
虚しい 怖い 疲れて

助けて たすけて タスケテ
誰に 何を どうやって

気づいて と 思う
気づかないで と 思う。

探して わたしを 探して 見つけて

いいえ 探さないで このまま。

側にいて と思う。
本当は寂しくてたまらないの。


でも
言えない

どんどん 誰にも

自分が辛いと思うこと苦しいと思うこと
キツイヨ イタイヨ って
ココロの底の方で遠くの方で声がするけど
それももう・・・どうでもいいような気がして。

わたしは 
俯いて丸くなる。
丸くなって静かに此処にいる。
ほんの少し 泣き笑いみたいにココロを歪ませて。

ちゃんと話なら聞くから。
大丈夫だから。


もう いい
わたし

もう 誰にも

どんどん 誰にも

言えない
何も

もう何も。




イクバショナンテ ドコニモ ナイ。


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ゆうなぎ [MAIL]

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