++いつか海へ還るまで++

雨が降る 代わりに泣いて いるように

降り続く雨 降り止まぬ雨


2005年03月08日(火) あの歌

心に圧し掛かってる重荷みたいなのは無くなるわけじゃない。
ただそれは まだあと少しだけ先にあることなので
(あと一ヶ月くらい猶予があるわけだ)
薬のおかげかあまりそのことを思い出さずに済んでる。
結局 そこから逃げ出せるわけもないんだから
それならその時まで鬱々としているよりも考えないようにして
忘れていた方がいい。
嫌なことが必ず来るならせめて。

日々が灰色に満ちている。
まるで色彩が薄い膜に被われているようだ。
感情までもがオブラートで包まれているようで
どこか自分がぼんやりと輪郭を失いかけている。

考えなければいけないことや日々の色々な問題事項
義務や役割。大切なもの。守りたいと思う気持ち。
遠くで自分が普通の顔をして話してる。現実。

自分の輪郭がどんどん薄れていって
世界はいつのまにかとても静かになっている。


もう あの歌も思い出せなくなってしまった。

とても好きだったのに あの歌。


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ゆうなぎ [MAIL]

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