結局 夜は寝ないままで朝になって朝食や簡単な家事を済ませてから 横になった。 かなりすとんと眠れて2、3時間 夢も見なかった。 昼に起きたがやっぱり寝起きがなかなかぱっと起きれず しばらく頭が重たい感じ。
風邪具合 咳がなかなか止まらなくてきつい。 Kに心配されて早く休むように・・と言われたのに昨夜も だし 時間があるとつい気になって ネットで 薬のことや他の人はどんな感じなんだろう とメンヘル掲示板とかを見てしまう。
薬の副作用や習慣性 減薬・断薬時のことなど読んで 不安になったり鬱に対する甘え、逃げ議論を読んで 落ち込んでしまったり。
ずっと甘えることも弱音吐くことも頼ることもできずに抱え込んで 此処まできて壊れかけて でもそれでもやっぱり愚痴も弱音も ダメで心療内科に行くことも結局は他力本願とか甘えや逃げに なるのかなとか。 できないことでもできないといえなくて自分を 追い詰めてきたから もうできないことはどう思われても良いから できないって言うんだって思うようにしたんだけど それもやっぱり甘えになるわけかなとか。
実際 複雑な心境だが 人に頼るのも甘えるのも愚痴るのさえも この状態に なっててもまだ苦手だしできないでいる。
例えばこの前 夜中に体調が悪くなったから・・と近くに住む友人から連絡が あった。救急車は躊躇するし命に関わることではないんだけど 不安なので申し訳ないけどわたしの車で 救急に連れて行ってくれないかと。 もちろん快諾して連れて行って友人はとても感謝してくれた。 役にたてたこと良かったと思い 同時に とても自然な形でこんなふうに人に頼みごとをできて自然に さらりと甘えることができる友人を言い方は変かもしれないけど とてもいいなぁと羨ましいなぁと思った。
わたしにはこういうふうに上手に甘えるということができない。 わたしなら苦しみつつ自力でタクシーを呼んで病院に行くだろうから。 一見 しっかりしてるようにみえるけど そんなふうに必要以上に 何もかも抱え込んでいるから結局 疲れきってしまうんだろう。 それでも頑張れる力のある人はもちろんいるだろうけれど 元々の心の器がそんなに大きくないのに器以上のものを入れようと するから溢れてしまうことになるんだろう。
愚痴もいうのはKにくらいでそれもすごく申し訳ないと思うから なるべく言わないように・・と思ってしまう。 愚痴の類はむしろ他の友人から聞くことの方が多い。 愚痴や弱音を人に話すのは難しくてわたしはやっぱり 悪いからと思ってしまい 反対にいつの間にか相手の愚痴や悩み事を相槌を打ちながら 聞いてしまってるということがほとんどになる。
過度の甘えや逃げがいけないのはもちろんだろうけど ただ 上手に甘えたり(それは持ちつ持たれつという意味で) できないことを無理ですと言ったり 辛いことを辛いということは やっぱり必要なように思う。 バランスよく人と付き合っていく力とでもいうか・・・。
それが極端にできなかったから わたしはオーバーヒートして しまったような気がする。染み付いた頑ななものが 結局 わたしを追い込んでしまったような気がする。 そして長年染み付いたものはなかなか簡単には変わらないから それで厄介なんだろう。
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薬の効き目か感情がだいぶ穏やかになってきた気はする。
言い方を変えれば感情が平坦になってきたともいえるかもしれないが。 浮き沈みの極端な幅がかなりなくなってきているようで それは目に見えて・・ということでは無くてそんな気がする・・という 感覚だが。しかし 文章を書きながら不意に泣いてしまうとか そういう 感情の激しさみたいなものが治まってきているような気はしている。
これが薬の効き目なら怖いような気もする。 でも現実にこれから色々ある気の重い、でも逃げれない出来事に 立ち向かっていくにはある程度の感情の抑制化というか麻痺化は やっぱり必要なことなのだと思う。
精神的にゆっくりと休むこと・・は不可能なのだから たとえ薬の力を借りても結果的にそれがある意味 感性の摩擦に 繋がったとしても。
一人ならいい。でも守らなければいけないものがある以上 何かを犠牲にすることになっても壊れるわけにはいかないんだ。
心に薄い膜がかかってきているような気がする。 自己催眠もあるのかもしれないけどそれでもいい。
Kに昨夜結局眠れなかったことを電話で話してしまった。 案の定 風邪具合の悪さを思ってだろう心配されて 懇々と諭された。
もっともなことだし有難いと思う。 「とにかく風邪を治さないと・・」と言われて 素直に頷いた。
薬についての不安も 「まだ飲み始めたばかりなのだから あまり神経質に なりすぎない方がいいよ」と。 「合う、合わないも副作用も個人差があるんだから」と。
しごくもっともでその通りで わかった・・心配かけてごめんね ありがとうと言ったけど
心の隅の方で少し 今の不安感の理由とか根深さをやっぱりKにすら わかってもらえないのかなという寂しさ・・みたいな感情が疼いた。
まだ感情残ってるんだなぁ とぼんやり思った。
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ずっと
もう少し頑張ろう・・せめてここまで何とか頑張ろう・・って 呪文みたいに自分に言い聞かせながら生きてきた。 心と表情を切り離す術もいつのまにか身についてて ぼんやりしながら無意識に笑顔を作ってる自分に気がついて 愕然としたりもした。 正しいか正しくないかなんてどうでもいいから 逃げてるでも卑怯でもかまわないから
ただ 休みたかった。 甘えてみたかった と 思う。
できるばずもないけれど。
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