ラヴ*パスポート



葉月アキラ、自由に生きてきた。色んな恋を、した。
やっと腹を括ったその先は、長男の、嫁。
騙したり騙されたりの日々から抜け出したワタシだけれど、果たして頑張れるのか?

結婚5年目に入った2013年12月、不妊治療の末、娘を授かりました。

$title
2007年10月10日(水)  ©  悔しくて涙も、出、ない。


ワタシと泰ちゃんは不安定ではあるけれど
其れなりに、仲良く、して、居た。

今日も朝から着信があり、昼、夕方と話をして居て
ママである純の誕生日である本日、お店に圭ちゃんと来る事になって居た。

送り出しの時に『今日、帰るから。一緒に帰ろう。』
そう言ってた彼。
手を繋いで、ワタシ達は多分、何も知らない人が見たら仲の良いカップル、に見えただろう。

彼との関係が、都合の良い女であろうが、何だろうが
其れなりに幸せな日々を過ごして居た、ワタシ。
そして、其れを知っていた、純。


↑エンピツ投票ボタン


何が起きたのか、解らない
圭ちゃんに聞くと、如何やらワタシと泰ちゃんの話で
泰ちゃん本人と純が言い争いになったらしい。

ワタシが、其れなりに幸せだった事を知っていた純
だけど、友人としては泰ちゃんの言動が許せなくて、彼を責めた、らしい。

泰ちゃんの事だから、そんな言われ方をすれば、キレる、だろう。
でも、ワタシに何が言える?
ワタシの居ない処で起きた出来事
純と圭ちゃんに聞いても、イマイチ要領を掴めない、話。


↑エンピツ投票ボタン


只管、泣く、純。
晃 『仕方無いよ、終わった事でしょ。もう良いから。』
純 『でも・・・私が余計な事言わなかったら・・・。』
圭 『もぅ、泣くな、晃ももういいって言ってるんだから。』
純 『責められた方が、よっぽど良かった。』
晃 『結局は、こうなってたと思うから。』
圭 『良い機会だと思おうや。』
純 『此の子が幸せだって知ってたのに。』

他人から見れば、決してそうではなくても、幸せだったワタシ。
でも
其の小さな幸せを
ワタシが今、辛うじて立って居られる唯一の希望を
何にも換え難い友人に、壊された、と言う現実。

如何して他人に介入されて、壊されなくてはいけないの?
ワタシ、幸せだって言ったでしょ?
此の侭でも構わないんだって、言ってた、でしょ?
如何して?如何してそんな余計な事、してくれたのよ!
今日だって家に来るって言ってたのよ?
さっきだって仲良くしてたの、見てたでしょ?
其れを見てたくせに、何で、そんな酷い事する訳?
お前が泣くな!泣きたいのはワタシよ!

そう責めれば、彼女は満足したのだろうか?
でも、彼女を責めた処で、壊れた関係は戻ら、ない。



↑投票ボタンです


© ≪過去 © 未来≫ © 目次 © My追加 © メール © フォトパス © ©