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2007年10月09日(火) ©
全ては、お酒が見せたワタシの願望、なの、だろう。
超酔っ払いの彼から再度電話が鳴ったのはあれから15分後、だった。早っ。
『迎えに来て。』
『はっ?●●までっ?嘘やろ。』
『お前は俺に運転して帰れって言うのかー。』・・・じゃぁ車で行くなよ。汗。
『いや、道知らないし、2時間掛かりますけど?其処で寝てから帰ったら?』
『じゃぁ、もぅいい!まだ飲んで帰る!』
『あー、そうしたらいいやん、で、朝帰っておいで。』
『あーそう言う事言う訳ぇー?もういい、如何なっても知らないからな。』
・・・・お前がな。
若干、面倒臭くなった、ワタシ。
そしてまた電話が鳴ったのは、其れから15分後の午後10時過ぎ。
何なんだー、迎えには行かねぇからなっ。
『あいよー。』
『お前なー5秒以内に迎えに来い。』・・・5秒なんて玄関までも辿り着けないからっ。
『無理。』
『じゃぁ、5秒で下まで降りて来て。』
『降りて如何なるって言うんだよ。さっさと帰っておいで。』
『出窓カーテン閉めて無いだろー。』・・・其れ、いつもだから!
『其れいつもだよ!何だって言うの。』
『ちょっと下見てー。』
・・・・見覚えのあるアルファードが停まってた。汗。
帰って来てたのかよ。
『帰って来てんのかよっ。』
『俺の車じゃねぇよ。』
『どう見ても、あんたのアルファードや。』
『そぉ?』
『じゃぁ、下降りるから、コンビニ連れてって。』