銀河鉄道を待ちながら
鬱と付き合いながらの日々を徒然に

2008年06月10日(火) 僕がmixiをやめたわけ

ふと、

「あー、ずっとmixiしてないなー」

と思った。

ちょっと前に日記を削除してしまったので、今、僕のmixiのページには何もない。

ほったらかしだ。


mixiではずっと、ココロの病気を話題にして日記を書いていたけれど、

病状が回復してからは特に書くこともなく、

気が付けば最後に書き込みをしたのは一年近く前のこと。

そして、それが気になるということもなくなってしまった。


mixiを始めたのは、もう2年以上も前で、僕の病気がとてもひどかった時のことだ。

始めたきっかけは、多分、病気で苦しんでいる自分の気持ちを誰かと共有したかったからだったと思う。

「ネットには同じように苦しんでいる人がいるはず」

そう思って、mixiをサーフィンして、同じように悩んでいる人とマイミクになった。


自分の日記を書いて、みんなに見てもらって、みんなの日記を読んで、コメントを書く。

感想を書いてもらえると嬉しいし、共感してくれると安心する

みんなの日記にコメントを書くことで、繋がっているような気がする

でも、病気の方は一向によくならなかった。


いつの間にか、何をする気力もなく家で休んでいる間、僕は頻繁にmixiをするようになった。

当てもなく色んな人のページに足跡を残し、こまめに足跡返しをし、日記を考える。

中毒というか、最早すがっているとしかいえない状態になった。


結局、その後しばらくして病は悪化。

PCのできない状態になり、強制的にmixiから遠ざかることに。


中略。

至る現在。


mixiのできる状態になっているのに、全然やる気が湧かない


別に、

面倒くさい、とか。

マイミクの誰々が嫌、とか。

そういうことじゃない。


今思うのは、僕が当初そうだったように

「ココロを誰かになぐさめてもらおう」とmixiをやるのは逆効果

だという結論に至ったから。

です。


きっと、そういうmixiみたいなSNSって、もっとかるーい気持ち

「ちょっくら楽しんでみるか♪」

程度でやるべきなんだろうと。


やっぱり、解決にならないんじゃないかと。


ココロの病気を治すには、考え方を変えることがどうしても必要で、

それと向き合わないと、はっきりいって、もうどうしようもない。


みんなは支えてくれる

それでもやっぱり、


自分を助けることができるのは自分だけ


自分を変えないで、未来が変えられるはずがない。


結局、基本中の基本に戻るわけで。


だから、これまでの使い方は間違っていた、と思い、僕はmixiをやめました。


「もっと違う使い方を思いつくまでmixiはやめよう」

今はそう考えてます。



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士郎 [MAIL] [HOMEPAGE]

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