コミュニケーション。
DiaryINDEXpastwill


2019年10月22日(火)





結論から言うと仲直りした。
夫からの態度と、私からの謝罪で。


前回の日記で大いに泣いた。
久しぶりにゴスペラーズがしみた(ここでも活躍するAmazonmusicアンリミテッド)

ゴスペラーズが心にしみたのは何年ぶりだろうかと真面目に考えた。
だって若いときの私はゴスペラーズの歌詞みたいに愛されたくて、
ここ10年はそれが要らなくなったと感じていたのだ。


夫に愛されてないと泣いてる私には当然しみた。
でも若いときの私。あなたがゴスペラーズの歌詞みたいに愛されなくて当然。
だってあなたに、人をこんなふうに愛する能力がないから。
今だってないから。
そう思える程度には成長できてた。えらい。


ひとの気持ちはそりゃエスパーほどには読めないのは当然だとしても、
こちらから鈍感になって仕方ないでしょとあぐらをかくのは違うと思う。


愛され方も、家族みんながどうすれば喜ぶかもよくわからない。
まじでわからない、本人たちの望むようにという受動的なやつしかわからない、
けど、
わからないのは、私の親があまりにも自然に愛してくれて、
見返りを求めなかった(逆に求められたのはお金だから金はわかるんだけど)からだ。


わからないのでとりあえず文句をつけられないように洗面所をピカピカに磨いた。
物入れを覗いてみたらクリームがあったので使ったらあっさり汚れが落ちて、
20分もかからなかったと思う。
夫は何も言わなかったけど、子どもたちは二人ともきれいになってる!と気づいてくれたので、
お礼を言った。
気づかないと侮ってたのは私。


時期もあるのだが、そうやって家事が捗っていたことは、
今日夫に誘われたことと無関係ではないと思う。
夫としても喧嘩の仲直り的な意味もあるのかもと少しは思った。
ただ私からは謝っていなかったから、洗面所を見て感じてくれたのかもしれないと思うと、
家事をやっても報われないとこじらせていた気持ちをどうにかできる気がした。

私はまた前回の日記を思い出して、
「離婚と言ったけど、まだあなたと離れるのは寂しい」と言えた。
わりとそうやって素直に言えたのも久しぶりのことだと思う。
離婚を私が切り出して私から撤回したことはなかった。
夫はぎゅっと抱きしめてくれて、それも久しぶりで、
なるべくしてなった喧嘩だったけど、
得るものは多かった。



で私は相変わらずゴスペラーズを聴く。
今は、すみれちゃんのモモが、私のゴスペラーズなんだとわかる。



雪絵 |MAILHOMEBLOG

My追加
エンピツ