コミュニケーション。
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2008年01月08日(火) キスで終わらせて。






「お土産だぞっ」




優ちゃんが、白いビニール袋を大きく揺らしている。




「ありがとー♪」



中身が何であろうと嬉しいので、
あたしはもう笑顔になる。




「とれなきゃやらないからなっ」




1メートルも離れていない場所で言うから、
可笑しくてあたしが笑ったら、
ビニール袋が胸に飛び込んできた。




袋から出てきたのは、
手にちょこんと乗る、まんまるなふくろうのぬいぐるみ。



「俺の趣味で買ったからなー、あんたのこと考えずに」


「あははは、いいのいいの」



だって、あたしとあなたの趣味はおんなじだもん。
そこが、嬉しいところなんだもん。

つぶらな瞳に首ったけになったあたしには、
同じものを愛でられる幸せ。



その日は終始、その子を優ちゃんと愛でて暮らした。
照れ屋の優ちゃんは、2時間後くらいに、
お前の顔思い浮かべて買ったんだ、と言っていた。
うん、あなたはきっとそうしてくれたのだろうって、思ってた。
優しいから。
ありがとう。




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今日は、セブンが1時間遅い出勤に。
だから、優ちゃんと一緒に帰れた。


車を降りる寸前に、お別れのキス。
キス魔のあたしが作った習慣である。
おやすみのキスもあたしがやり出した。
優ちゃんは特に反応したことがなかったから、
あまり嬉しくないか、普通のことだと思ってるか、だと思ってた。


いつも降ろしてもらう場所、いつものタイミング。
だけど今日は、向かいに車がいた。

あたしはどちらかというと、
車のなかなんて見てないんじゃない?というタイプだけど、
優ちゃんは、
見える可能性がある以上避けたい、というタイプ(というより世代、か?)



動作やセリフで時間を稼いでみたけど、車が動かなかったので、


「なんだかトロトロしてるから」


と笑って、ドアを開けた。
いつもの習慣をやめたら心配するかも、と思ったから。
なのに、



「あーちょっと待てよ、チューしてよかったのに」



これ以上ないセリフであたしを引き止める優ちゃん。
40の男がチューって言った…!と萌えている間に向かいの車が去ったので、
半身を戻してキスをした。



今までの人誰も、
キス魔のあたしに付き合いきれていなかったよ。
初めてだよ、
人目よりあたしとのキスを求めてくれたのは。
そういえば、こないだあたしがおやすみのキスをしなかったとき、
あなたのほうから、そう言いながらキスしてくれたっけね。
あたしの愛情表現を、受け入れてくれてありがとう。





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今日は、ミカさんが10時〜14時の出勤だったので…
あたしはお泊まり後一緒に会社に行き、9時半まで居て、
14時半から普通に出勤(笑)
特に何を喋るわけでもないんだけどな。
とりあえず、あたしが来るとご機嫌。
いつまでもそんな風に愛されるあたしでいるよ、と誓って、
毎日実現させることが、きっと、
あなたのために出来る事。



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雪絵 |MAILHOMEBLOG

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