コミュニケーション。
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2007年10月24日(水) |
あたしはあたしが一番可愛い。 |
今日、人生で初めて思った。 あたしは「仕事」に向いてない。 少なくとも今の状況には向いていない。 「依頼」というものを断れないからだ。 そのくせ、大事なものだけは一丁前に持っているからだ。
大事なものを守るためには手段を選ばない。 そのせいで人に迷惑をかける自分を知っていた。 それを避けるために、事前に断るということが絶対に必要なのに、 必要と知ってからは出来る限りの努力をしてきたつもりだったのに、 いろんな噛み合わせがうまくいかなかった、 やったことの全てが裏目に出た、それが今日の状況。 明日は、 人生最大に人に迷惑をかける日になる。
わかっていても優先順位を変えない自分の甘ちゃんぶりには、 ため息しか出ない。 もしこんな他人を見たら、 散々優ちゃんと悪態をつくことだろう。
本当はこんなこと書き残したくない、 一方で、書かなければ気が狂いそうだ。 かけたい迷惑じゃない、嫌いな人たちじゃない、 今までずっと情をかけてもらっていた。 それでもエゴを通す意味なんて、ない。 理由ならあるけれど、人には言い訳、だ。
今夜は眠れない。 どうして?大事なものが決まっているなら開き直るしかない。 わかっている、あたしの答えが変わることはない。 それなら、明日の仕事のために寝たほうがいい。
そう、明日は社長が朝早く出かけるから、 それより前に出社していなければならない…。
あたしの今日の優柔不断のせいで、 社長にも余計な心配をかけた。 明日は元気な笑顔で送り出さなければ。
明日は、考えきれない程の人に迷惑をかける。 あたしの胸にかかる鍵のために。 あまりに軽いので謝ることは出来ない。 あまりに軽いので助けを求めることは出来ない。 受け止めきれているかわからないけど、知っているつもり、 だから、真相はあたしのなかで噛み砕く。
それだけ彼に賭けている? そんなつもりはない。 見返りを要求する気もない、あたしが決めたことだからだ。 勝手に決めたことだからだ。 だから彼にも話さない、笑顔ですましていく。
あぁ、何を書いても意味はない、 罪が軽くなるわけじゃないからだ。 逃げ口上も詭弁も頭に浮かぶけれど、 タイピングすると、 あまりの軽薄さにたちまち打ちのめされる。 それは人として言ってはいけない、 その一線を超えてはいけないという声がする。
さよなら。 これまで愛してきた時間。人。
あぁ、私が探していた言葉はこれだった。
さよなら。
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