トドロキ。


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$ やっと休み♪
2006年01月07日(土)

正月明けの5日からたった3日だったのに
なんだかながーく感じた。
 
っていうか、会社はすごーく楽しい。
数字を追わなくて良かったら
めちゃくちゃ楽しい。
学校みたい。
みんなニコニコしてるし
失敗談を話して笑って。
 
数字を追わなくちゃいけないから
楽しいだけじゃダメなんだけど。
 
とりあえず、2万円ほど売りました。
ノルマ達成率からすると1%。
消費税よりも低い達成率。すばらしい。
 
私、電話の仕事してて
つくづく、ボキャブラリーが足りないなあと思った。
最近、小説とか読んでないもんなあ。
最近、本はよく読んでるんだけど
ビジネス書とかばっかり。
そのせいか、どうしても表現が硬い。
小説読まなくちゃ、小説。
 
そうそう。
入社してから、会社の上司に本好きな人がいて
その人に2冊本を借りて読んだ。
私が1番に借りたから
みんなに回さなくちゃいけなかったので
急いで読むためにざーっと読んだんだけど
「占い師のテクニック」みたいな本は
会社から帰って2時間弱で読み終えた。
占い師さんの話法はセールストークにも
生かせるかもしれないって話を朝礼のネタにしたって
上司が言ってて
「その本、読みたいです」と言ったら、貸してくれたの。
 
お正月休み前に
「また何かおすすめの本を貸してください」
って話したら、セロトニンの本を貸してくれた。
それはゆっくりめに
ちょこちょこ時間を見つけて読んだんだけど
それでもやっぱり3時間くらいで読んだと思う。
営業の本を2冊買ってたのでそれも読んだ。
あとはスキンケアの本も借りて読んだ。
1ヶ月で5冊本を読んだ。
けっこう読んだほうだと思う。
 
でも、小説は一冊も読んでない。
そろそろ「モモ」を読み終えたい。
あれはどうしてあんなに退屈なんだろうねえ。
 
バス通勤ではなく、地下鉄通勤にしたのは
本を読みたいせいもあった。
バスの中で本を読むと、私はバスに酔う。
具合が悪くなる。
地下鉄だと全然平気だし、待ち時間も本が読める。
通勤時間くらいしか、本を読んだりしないもんね。
 
上司に
「いつも忙しそうにしてるのに
いつ本を読んでるんですか?」
と同期の誰かが聞いたら
「通勤と昼休み。
昼休みは仕事のことを頭から追い出すために
コーヒーを飲みながら本を読んでるよ」
とのこと。
 
やっぱり、気分の切り替えは大事。
それこそ、休憩よね。
 
明日は古本屋で小説を買ってこようと思う。
安くてよくて、何でもいいから
片っ端から読もうと思う。
表現力が足りないし、ないものは出せないから
ボキャブラリーのストックを増やしたいと思う。
 
営業の本にも小説を読むことを勧めてあった。
なるほどと思った。
 
言葉を知らないのは営業では苦戦する。
武器なしに戦うようなものだと思う。
槍ばっかり投げてても負けるし
下手な鉄砲も弾がなければ撃てないし。
 
私の得意技は機関銃攻撃なんだけど
それだと、敵は一目散に逃げるので
捕獲できないんだよね。
 
まずは穴からおびきださないと。
 
・・・こんな言い方したらひどいかな。
 
とにかく。
種をまいて育てなくちゃいけないのに
私は種をまいたあとに
どう育てたらいいのかわからず
やたらにかまいすぎて、枯らしてしまいそうなの。
お客さんを逃してしまいそう。
まだ枯らすほど時間は経ってないけど
枯らしそうで怖い。
 
何かを育てようと思うときは
私も一緒に成長しないといけないんだなあと思った。
 
「モノを売るんじゃない。自分を売り込め。
自分のファンを作るんだ」
っていうのが、だいたい営業で言われることだけど
私の会社でもそれは似てる。
 
私、自分に売り込めるポイントがないのに
「自分を売り込む」っつったって
大変なのよ。
 
あー。そうか。
そういうことか。
書いてて気付いてきた。
 
やっぱりね、感性が大事なのよね。
感性というか感受性。
小さなことも
「すごいね」「素敵ね」「良かったね」
そうやって褒めることが大事なんだね。
私が私を褒めれなくちゃいけないね。
それができないと、お客さんを褒められない。
 
お客さんの素敵な部分を見つけて
褒めて、いい気持ちにさせる。
心を開いてもらう。
自分を認めてくれる人、わかってくれる人
わかってもらいたい人には
心を開くもんだもの。
気を許すもんだもの。
 
でもね、褒め言葉ってなかなか出てこないの。
「素敵ですね」って言葉を言いなれていないし
会ったこともない、声だけの初対面の人を褒めるなんて
けっこう難しい。
会ったりすれば、持ち物や洋服や髪型を褒められるし
沈黙も笑顔でごまかせるけど
電話で沈黙したら、いたずら電話だからね。
 
褒めた後がまた大変。
「素敵ですね」
「そんなことないですよ。とんでもないです」
「・・・」
 
否定されたらそこで言葉につまる。
 
今日それを上司に相談したら
「いや、絶対に素敵です!」
って言い通せと言われた。
そうじゃなくちゃ失礼、って。
 
そうよね。失礼よ。
思ってもないことを言いました、ってばれたら失礼。
 
あ。
えっと、ここまで書いておいてあれなんだけども
別に褒め殺しにしようと思ってるわけじゃないのよ。
隙をついて騙そうと思ってるわけでもない。
 
初対面ではコミュニケーションのとっかかりがないから
そのとっかかりのために、褒め言葉がいるの。
いきなり商品の話とかに入ると
「結構です」って拒絶になるし
お天気の話みたいな世間話をしようとすると
よほどひまな人じゃないかぎり
「何のご用件ですか?忙しいんで」って電話切られる。
 
洋服を買いに行ってもそうだと思うけど
店員さんが寄って来て
「何をお探しですか?」って聞かれたら
「別に」って答えたくなりませんか?
何か売りつけられる、と思うから引く。
 
見てる商品のことを
「これ今日入ってきたばっかりなんですよ」とか
「それ、人気なんですよ」とか
「似合いそうですね」とか
さらっと言われたら
その商品を選んだ自分のことを褒められた気がしません?
 
それとか
「黒がお好きなんですか?よく似合ってますね」とか
その日の服装を褒められて
まんざらでもないときは
その店員さんが勧めてくれる服は
自分の趣味に合うかもしれないと思ったりしません?
 
顔を見れる状況なら、距離とか笑顔とか
その場の空気みたいなのでいいんだけど
電話だと言葉だけだから
その場の空気を読むのも作るのも大変。
 
見えないものを想像する・・・だから小説。
イメージを伝えるための表現力。
 
やっぱり明日は本を読もう。
小説を読もう。


あこ |MAILBBSHP

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