テレビザッキ
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メモ
| 2004年03月20日(土) |
NHK上方漫才コンテスト、よしもと(秘)深夜興行 (関西ローカル) |
どちらも関西ローカル。実家でビデオ録画しといてもらったのを見る。
●NHK上方漫才コンテスト デビュー10年未満の芸人限定の賞レース。出場は天津、安田大サーカス、レギュラー、$10、麒麟、ザ・プラン9、NONSTYLE、ロザン、笑い飯の9組(出演順)。全体的に面白くて楽しめたけど特に自分が面白いと思ったのは天津、レギュラー、麒麟、プラン9、笑い飯。
■天津は女性車掌のネタ。大阪限定の面白さの部分が大きいので会場のウケもいいのはちょっとだけずるい気もするネタだけど、それを差し引いても面白いなぁと思う。向さんがちょっと気持ち悪い人(すごく気持ち悪い人ではなくて)を演じるネタはハズレなし、という印象。 ■レギュラーのネタ(雪山遭難)は自分は初見。我が道を行くチョケっぷりがいいなー。彼らにしかない味と雰囲気。 ■麒麟、ネタ前の「さわやかな気持ち悪さが持ち味という二人」という紹介に笑った。言い得てるなぁ。ネタは英会話。川島くんの言葉選びとか独特の発想が楽しめて好きなネタ。田村くんをイジるのも認知されて確立してるなぁと思う。 ■笑い飯の哲夫が突っ走る箇所(今回では「チョキで」、他のネタでは「脱脂綿」とか「ハンバーグ」)、オモロいなー。見る人によっては「くどい」とか「もうエエって」って思われそうだけど私は好き。 ■どうでもいいけど浜村淳のコメント。レギュラーに対して「二人の間(ま)が良くなかった。言葉がぶつかってた」と批評したのは、私はそこがレギュラーたる良さだと思うけれど受け取り方なんてそれぞれだから「あーそうか」って思ったけど、人に言う前に自分の喋る時の間をなんとかせーよ、と思うと面白かった。舞台上でコメント聞いてる芸人もみんな半笑いなあたりも。
優秀賞(2位)は麒麟とザ・プラン9、最優秀賞は笑い飯。麒麟、いつもいいところまでは行くのに「1位」とか「最優秀」とはまだ縁が無いので取れればいいなーと思いつつ見てて、今回のは最優秀行けたかもと思ったけどなぁ。でも2位でもイイ顔してた。おめでとう。笑い飯の最優秀も、納得の結果。
●よしもと(秘)深夜興行 梅田花月とbaseの芸人が多数出演してのネタ&コーナー特番。バッファロー吾郎率いるチームはいつものバッファファミリー。フットボールアワー率いるメジャー組はスタジオでネタ披露するのに対して、バッファ組は気温0℃の屋外&雪。悲惨な状況だけど、芸人もオール男性なお客さんも楽しそうだった。
プロレス風コーナー、アホで面白かった。こういう「大阪若手のアホ祭り」みたいなのを見るのって関東に来てから機会がホント無いので、久しぶりにごちそうさまていう感じ。実況は麒麟川島くん、解説はケンドーコバヤシ。もー、コバの解説最高。こういうのやらせたら芸人の中で私は一番好き。最初にメンバーを紹介する時のコメント、バッファロー吾郎木村さんについて「極力贅肉をそいでます。かなりストイックな体つきです」。画面にはぷよんぷよんのお腹が映ってた。千鳥大悟には「この顔つき、完全に塀の中シリーズですね」。$10浜本さんについては「肌の色、筋肉の付き方、完全にAV男優です」。オモロいなー。その他の発言も打率が凄く高くて、同じものを見るのでもコバの解説が入ると面白さが倍増する。
今回ネタで特に好きだったのはシャンプーハット、Wこばやしーず。Wこばやしーずはケンドーコバヤシとたむらけんじの即席コンビ。ふんどしにヘルメットのたむけんと、ブリーフにネクタイのコバ。内容の無さが面白かった。くだらなさが素敵。
チズ
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