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知らず歩み行く軌跡。
2008年03月04日(火)

そう言えば、高校時代やサイトを始めた頃は詩をよく書いていたなぁ、とふと思い出しました。
下手な詩を作っては、友達にあげたり(今思うと迷惑だったのでは・・・)サイトにUPしていたり。

完全に自己満足の世界でしたね。(^^;

今でも、詩を書くのは好きなんですが、あの頃に比べると感性が鈍くなっている気がします。
悪く言えば、純粋さを失い、図太くなったってことでしょう。
「(高校時代の)純粋だったHANA先輩のほうが好きだった」とこの間後輩からダメ出しをされましたし。

まぁ、今は今で図太くなったなりの言葉を紡ぎだすコトは出来るでしょうけれど。
ボキャブラリーは、あの頃よりも数段知っているはずなのに、満足出来る詩は書けないだろうなぁ。
モノを感じる感覚は、確実に鈍くなっているから。

「忙しいから」と、ぼんやりと空を見上げるコトもしなくなった。
季節の移ろいを、立ち止まって見つけるコトをしなくなった。
人はそれを「大人になった」と言うのかもしれません。
でも、ふと己を省みた時に、そのコトが無性に悲しく、淋しくなったりして。


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こうして、過去の自分を冷静に見られる自分も結構好きではありますが、なんとなく失くしたモノを取り戻したいと思う自分もいて、結構複雑だなぁと。
どんな言葉を紡いだら、この淋しさを、心地を、詩に表すコトが出来るんだろう・・・。



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