もっと見せろ→Pulp essay INDEX
AIRに一言→新・云い逃げボード
わんこに一言→わんこ・びーびーえす

Swatch e-store(PC)

MoMAオンラインストアジャパン


絵だけ見せろ↓(AIR掲載イラスト集)

犬だけ見せろ↓(AIR掲載の犬系日記集)
- 2006年02月02日(木) ∨前の日記--∧次の日記
- 電話が苦手。




誰かとコミュニケーションをとる場合、


1.電話
2.メール
3.直接逢う


といった方法がありますね。
ハラは順番をつけるとしたら、


1番・・・・直接逢う
2番・・・・メール
3番・・・・電話


となります。


とにかく、電話が一番ダメですね。
これはメールが普及する前から
とっても苦手でした。
仕事は営業なのに大丈夫か?!
って感じですが・・・笑。


電話の場合、確かに相手の肉声を
介して、言葉面の他に声のトーンで
ニュアンスを判断できる利点が
あると思います。


話す内容はどうでもよくて、
ただ単に声が聞きたい・・・という時は
いいのかもしれません。



しかし、とっても複雑で大事な話をしたり、意見を交換し合いたい時などは、
電話は本当にダメですね。何かを伝えたい!!って思うときは電話は避けます。

それは、相手に伝える時、そして相手の話にリアクションをする時、
整理しきれない言葉を、ぶっつけ本番で相手に伝えなきゃいけないからです。
瞬時に自分の頭に浮かんだ言葉は、相手にとって同じ意味だとは限らないのです。

それを吟味して、選んで、順番も入れ替えて伝えてこそ、
自分が伝えたいことと同じ内容のことが、相手にも伝えられるのだと思うわけです。
それが電話だとできない。

電話は「音」しか伝達手段がない以上、
無言になれば不必要に不安になるし、何か適当に言葉を発しても、
その言葉が本当のリアクションなのか、適当なのか、
何とも判断出来ない疑心暗鬼な雰囲気が、互いの受話器越しに漂い始める。

頭の回転が速い人は、適切な言葉の整理を瞬時に行って、
相手に伝えられるのだと思いますが、私は悲しいかな出来ない人です。

だから、電話はちょっと苦手。









その点、メールは良い。
本当に伝えたい内容を、最も相手に伝わるような言葉を選択して、
理解しやすい文章の流れに直してから、相手に伝達できる。
一発勝負、ぶっつけ本番でないのがいいですね。




でも、会話的なリズムのやりとりを、メールでするのは苦手です。
たとえば、気さくな人でも言葉づかいが端的な人がいる。
「いまどこにいるの?」とメールして、「新宿」としか返してこない人。

業務的なやりとりだったり、緊急の時なら別に気にもしないが、
何気ないやりとりで、単語だけで返ってくると、一瞬迷います。
気分が悪いのか?何か困ったことがあるのか?色々考えます。




これって、実際にあってこの人に云われたとしたら、全く問題ないはず。
言葉づかいだけが雑なだけで、表情も仕草も問題ないからニュアンスが分かる。
でも、画面の文字面だけで、単語だけで返ってくると判断がつかない。

ちなみに私の場合、急を要してない場合は
なるべく何か言葉をつけるようにしている。

「渋谷にいる」ではなく、「渋谷にいるよ」にしたり、
「10時に着く」ではなく、「10時に着きまっせー」にしたり、
「じゃ〜やめる」ではなく、「ちょっと遠慮しとこかな」にしたりなど。






しかし不思議だ。
1文字入るだけで、全然受け取る側に与える感覚的なものが違う。
言葉って不思議である。

あと、「じゃ〜やめる」とか「ならやめる」も、文字だけだと、
相手を責めるような印象がぬぐえない。これも実際に逢って聞けば、
なんて事のない台詞なのだが、言葉になると受け取った側はなんとも複雑だ。
私は「じゃー」とか「なら」は、本当に相手を責める気がないなら、
絶対に使わないようにしている。

このように、会話トークをそのままの言葉で、
そのままのリズムでメールするのは苦手、というか、
結局、即座に返さず、一定の時間を置いて返信することとなるのだ。

メールで会話的な即レスポンスを求める相手には不評である。









これって、「役者」と「芸人」の差と一緒ですね。
役者の人って、TV画面や銀幕ではものすごい名演技を見せてても、
いざ、インタビューなどしてみると、めっちゃ恥ずかしがりやだったり、
以外と口下手だったりして、びっくりしたりするものです。
それに対して、芸人は即興のアクション&リアクションこそ命。
さぞプライベートでもその芸は発揮されてるんだろうな〜と思います。















さて、メールは確かに
伝達力があるわけですが、一方で、
人肌的なコミュニケーションに欠けます。

絵文字や顔文字などで
感情の伝達の工夫をしていますが、
電話の肉声に比べたら、
やはりリアリティに欠ける。

そういうものが欲しい時は、
電話をするぐらいなら、
私は直接逢いに行きます。

直接逢った場合、前述したように
コミュニケーションとしては
「ぶっつけ本番」となるわけですが、
電話と違って、相手の云いたいことや
反応を知る方法は色々あるわけです。

声、仕草、表情などなど。



私が云いたいことを考えて黙っていても、
相手は私が「考えている」と理解して、
落ち着いて待つことも出来ます。

それに、云いたいことを一々すべて
言葉で表現しなくても、安定した
コミュニケーションが成り立ちます。


だから、伝えたい事があって、
なおかつ人肌的なものも求める時は、
電話はせずに、逢いに行きます。








こう考えると、ワタシという人間は、
伝えることはよーく考えているつもりだし、
どう伝えれば効果的かも知っているのだが、
「しゃべる」という表現手段が苦手なだけですかね。

文字で示すか、仕草と表情か、もしくは絵で描くか、
それしかないんだよねー。



伝えるって難しい・・・



060202
taichi


...
    

∨前の日記--∧次の日記----Pulp essay INDEX(更新履歴一覧)



日記リンクサイト「日記才人」にも参加しています。投票には初回だけ登録が必要です(→登録
日記才人」の「マイ日記才人」に登録すれば、更新が一目で分かります

エンピツ投票ボタン(登録不要)

My追加
ご感想をどうぞ。



Copyright(C) 2006 HARATAICHI All rights reserved.

からしれんこんランキングに参加してね



AIR〜the pulp essay〜_ハラタイチ
count since 041217
Mail   

ごひいき犬ブログ

ZOZOTOWN(ゾゾタウン)

Apple Store(Japan)

 iTunes Music Store(Japan)  iTunes Music Store(Japan)
 iTunes Music Store(Japan) Sony Music Shop

ランキングサイトへ一票!
(クリックでAIRの投票になります)

芸術系RANKING文学/日記

PLATINUM ENGINE

ホームページランキングネット

ページビューランキング!!


バナー 10000004

ipodnano_600-120.jpg Swatch e-store(PC)

Apple Store(Japan)