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2005年03月27日(日) エッチをしませんか?


迷惑メールが増えた。
何故だか、一気に増えた。きっと理由があるのだろうが、そこまでは判らない。
へんてこな英語のメール(でも必要な物ではない様子だ。さすがにそれはちょっとは
判るのだった)は来なくなって、出会いサイト系のメールばかりになってしまった。
これは日本語なので読める事は読める。タイトルだけ見て削除だ。

あなたは寂しくありませんか?
今の人生で本当にいいんですか?
楽しい事、したくありませんか?
エッチをしませんか?

疑問符で終わるタイトルが多い。
訊ねられると 一応は考える。でもメールは開けないけどね。

エッチかあ。
私がエッチについて 真剣に頭を悩ましていた頃は エッチなんて言葉自体、そう
言う事には使われて無かったんだよ。エッチと言えば、何となく『ハレンチ学園』とかだったな。
では何と言っていたか。セックスとちゃんと言っていたんですね。隔世の感が
あります。元々みんな言いたくなかったんだよね。ゆえにエッチと言う言葉の
浸透する事の早かった事と言ったら。
ただこの言葉、余り良くない。エッチは昔から もっと軽い意味で ずっと使われ
続けて来ていた言葉だし、他愛ない、罪のないと言ったようなニュアンスが確実に
あった言葉だから。スカートめくりとか。やっぱり『ハレンチ学園』だな。
そのためにオリジナルの言葉を作っても淫靡さが強調されるだけで、どうせ浸透しない。

あ、だけど『援助交際』は浸透したな。いっその事、意味不明さで成功した例だ。
「エンコー」とか略称にされると 更に意味不明さが増す。他の様々な生活を取り
巻く事柄の略称との、意味合いの違いの境界線が 薄くなって行く。

「お持ち帰り」と言う言葉を 実際に聞いた時には かなり驚いた。
しかも私が聞いた時は「お持ち帰られる」と言う活用までされていたのだ。
「その子はすっかりお持ち帰られる気で勝負下着着て来たのに、カレシが別な子を
お持ち帰っちゃって、すっごいむかついて 朝までロイホにつき合わされて」
話しているのは元同窓生なので私と同じ年齢な訳だが、下着娘は10歳ほど若い
らしい。先日、久々に会って話をしたのだ。
「あの、そのカレシとやらは妻子持ち(今時の言い方は知らない)なんだよね?」
「当たり前」
当たり前じゃないよ。いや、当たり前なのか?
思えば遠くへ来たもんである。

セックスの代わりになる言葉を考えようよ。
そんな事を 20歳の時、本当にやった。悪友とだが 相手は男、考えれば下品な事
この上ないが、セックスと言う言い方は 恥ずかしいと言う事で 意見が一致し、
そして二人とも そう言うくだらない企画が好きだったのだ。
結局「セ」と言う所に落ち着いた。
今考えれば、暗号か合言葉みたいである。実用には とても耐えない。
だが、考えるのは楽しかった覚えがある。
考えれば、もっと良い言葉があるかも知れないと言う話しにもなった。
つまりはそれが、エッチと言う言葉であったと言う事なんだろう。

エッチをしませんか?

私の頭の中では今でも「ウンパカハレンチウンパッパ♪」と言うメロディが
鳴り響いてしまう。「エッチスケッチマイペット」(地方によって違うらしい)
とか言って遊んだ世代の人は 女の子を誘う時、エッチを使うのは止めようよ。
われらの世代のエッチ感覚をもっと大切にしようじゃないですか。
・・・それこそ余計なお世話ですね。





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