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今年の雪解けは遅かった。 だけど春の来ない冬は無いのだ。一気に気温が上がり 雪は解け始める。 ぼたぼたぼたぼた・・・ずうっと一日中 この音だ。 屋根の雪がとける。高い屋根から低い屋根へ雪解け水が流れる。 気温が急に上がったため、音は夜中も止まない。 今も(午前2時、もう寝ろって感じ)音は続いている。
「霧雨の微かな音を聞いている。それはまるで追憶のように 屋根や壁を静かに叩きながら、優しく暖かく 降り続ける」
雨だれではないのだけども、似たような音をずっと聞き続けていたため 懐かしい 歌を思い出した。サイモン&ガーファンクルの「キャシーの歌」だ。 ちなみに訳は私じゃありません。手元に訳詩集があったもんで、山本安見と言う人 ですね。何かこの本、かび臭くなってる・・・1983年7月初版発行・・・しかも 初版だよこれ。うむう22年前ですか。
学生時代から良く口ずさんでいたこの歌は、今では意外な事に 普通にカラオケに あったりするんですね。嬉しくなって思わず歌うんだけど、同行者には迷惑かも 知れないな。 ビートルズもすごい数があったりして「マザーネイチャーズサン」とか「アイウィル」 とか空耳アワーみたいな英語で歌ったり、やっぱり盛り上がる歌じゃないから 同行者は 戸惑っているのを隠しているのかも知れない。
でも「アユ歌って」とか言われても 本当に知らないんだから困り物だ。 いや、聞いたら判るんだけど 歌うほどは判らない。竹内まりやの「駅」じゃ駄目 ですか?暗い?洒落にならない? そうですか・・・。
最近では平原綾香「Jupiter」は判った。ホルストの木星だもんね。 これは中学の頃、富田勲の演奏を聞いて感動した。Y.M.Oが出て来たのもその頃で あったから、おおっシンセサイザーだよっ な時代だったって事かな。 それから四半世紀、『木星』も若い女の子の力強い声で人生応援歌 みたいな流行歌となった。 どちらにせよ、カラオケじゃ歌わない。正確に言うと歌えない。 あれを上手に歌える人とカラオケに行って、歌って貰って じっと聞いていたい。
中島みゆきの「夏土産」 歌いま〜す、何?知らないとな。それじゃ 「時刻表」 それも知らないとな。じゃあ「時代」 これなら知ってるでしょうが、さすがに。 何?カーペンターズの方がまだいい?まだとは何だ。 「時代」は名曲なのに。 腹が立つからPPMで「500マイル」 を。汚染濃度じゃないよ。 ピーターポール&マリーだっ。
曲目が増えるのは すご〜く嬉しいけど、TPOってのも微妙な問題。
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