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ちょっとばかり前の話しになりますが駒大苫小牧の甲子園優勝。 いや、これはびっくりしました。北海道は夏は弱いからと 負けたらまず道産子は 言うもの。そりゃ悔しさが無い訳じゃないけど、無理だろうなあと。 北海道も 思われているより夏は暑いです。数年に一度ですが「避暑に来たらこっちの 方が暑かった」なんてこぼす本州の観光客が必ずテレビに映るし。暑いのよ。 でも湿度とか、何か基本的な物がやっぱり全然違うと、大阪に住んでいた母は今でも 良く口にする。あと虫の大きさが違うとか。 全国的にあの夏の甲子園は驚いた人も多かったんじゃないでしょうか。
駒大苫小牧と言えば、主将の佐々木君の目元涼しげな顔が印象深かった。 今時の高校生って可愛くなったねえとオバサン素直にそう思う。その佐々木君が 先日テレビに映った。 幼稚園の息子のクラスメートに佐々木主将と良く似た、将来が楽しみな男の子が居る。 だから私は何気無く「この人、K君に似てるよね。K君はお兄さんになったら、こんな 顔になるのかも知れないよ」と言った。 いつもはぼんやりしている息子が珍しく即座に反応した。「ぜんぜん似てない」 随分頑固な口調だ。「そうかなあ、似てると思うけど」「似てない、違う」 息子は黙って佐々木主将の顔を見続けている。ひょっとして。 「・・・Rちゃん(息子)大きくなったら、こんな顔になりたいの?」 力強く頷く息子。そうか・・・息子のなりたいオレ顔はこんな顔なのか。
息子は煮過ぎたお豆のような顔をしている。5歳児だから仕方がないが。 白くて膨らんでいる。強いて言うならお雛様に近いかも知れない顔だ。 さすがに親なので、それが可愛くない事はないのだが、第二次成長で変わる顔の 典型と思われ、どんな完成品となるか今の所、全く見当が付かない。幼顔の余り 残らない顔になりそうだ。 私の顔から予想出来そうだが、実は余り似ていない。生まれて約6年、一度も 「お母さんに似ているね」と言われた事がないのだ。相当似ていないのだろう。 私も随分顔が変わるタイプだった。特に変わるのが「目」。これは印象の かなりの 部分を占めるので大きく変わると色々言われる。しかも20を過ぎて変り始めた。 要するにたるんで来ると言う事なのだろう。だが「整形したの?」とはっきり言われた 事もあり、閉口した。思っていても言わないように。 あと太った。これは必ずしも息子もそうなるとは言えないだろう。子供産まないから。
さて息子がなりたいオレ顔、佐々木主将に似ている顔になる可能性は、ビューティ コロシアム的手段を一切使わないとして15%くらいか。 要は全然違う顔なんだよ、息子よ。 今の顔が悪いと言うんじゃ無いんだよ?ただ違う顔なんだよ。 それを理解して、余りいじくるなよ。眉とかね、下がっている物を上げようとしても 無理がかかるからね、結構。
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