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局地的「冬ソナ」ブーム未だ去らず。昨年の放映は途中から見たた話が今一つ 繋がらないと言う母に言われてレンタルビデオ店へ。 いや〜借りられてますね、びっくり。しかも高校生男女とか借りに来ていて 「ないね〜」なんて言ってる。それでも置いてる数自体多いので何とか借りられた。 「ちょっと、これ吹き替えだよ。萩原聖人の声だよ」 「レンタルは全部吹き替え版だったんだよ」 吹雪の中、死ぬ思いで借りて来たんだから文句言うな。
テレビショッピングと言っても地方でのみ流れている物か、ちょっと判らないんだ けれど、スポンジに固形水彩絵の具を付けて、虹とか一度に描く、子供が如何にも 欲しがりそうなグッズを昨年からずっと宣伝し続けていた。 親が言うのも何だが息子は絵が、まあ 下手糞だ。だが描く事自体は嫌いではなく ラメノリやラメペンなど100円グッズを総動員しておサイケな画面作リに精を出す。 でもって 行き着いた先がこの「レインボーア○ト」なる代物だ。だが「こんな高価なもの」 と言う大人の声には実感がこもっているので、買って貰えるとは思っていない。 サンタさんにはムシキ○グリモコンセットをお願いしてしまった。 あと一年サンタは来ない。そのCMが流れるたびに息子は「プライ○ショッピング! レインボーアー○デラックス!」とナレーターと一緒になって絶叫する。 そして画面に夢中になって見入っている。 「・・・・・・買おうか」と言う話になってしまったのは実は一緒に見ていた大人達の方が マインドコントロールを受けてしまった為だ。揃いも揃って珍しい物好き。 息子のラメペンも クリスマスカードや年賀状に使って、大人の方が大喜びだったのだ。 セットの中に、ブラックライトで光る固形水彩絵の具が入っていたのも気になる。 面白そうだ。TVチャンピオンで「ライティングチャンピオン」を競っていた時、ブラック ライトで浮かび上がる塗料で描くのをやっていて、自分もやってみたいと思ってたのだ。 かくして商品は到着した。
「プライム(以下略)!」毎度毎度 描く前に、息子が絶叫するのだが 余程嬉しいの だろうか、それとも最早条件反射となってしまっているのだろうか。 使ってみると 思ったより全然テレビの様にはいかないぞ、むむう。結局固形絵の具 なんだから筆使った方がいいじゃん。 息子は段々と上手くなる。要はコツか?慣れか?大人は全滅だ。 だが思ったとおりブラックライト用の絵の具は面白い。普通の絵の具で枯れ木を 描いて 3色ある特殊絵の具を重ねて光を当てると満開のサクラの木が浮かび上がる。 感動した。 余りに感動したので土の下に死体を描いてみたくなったがそれは止めた。 いや、それくらい幻想的だったんだもん。クラブとかで遊ぶ世代じゃ無いからね。 ブラックライトとか余り身近じゃなかったしさ、光り物大好きだし。 これは面白いなあ、もっと色々やって見たいな、息子が少し飽きて貸してくれたら。
「プライム(以下略)!」うるさいな(笑)。黙って描きなさい。
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