細かい事は気にするが 滅多な事では堪えないよんと言う私も、さすがに辛かった 時期があった。その年、あまりにしんどいので取り敢えずクリスマスツリーを 買ってみた。 「買って来い」と言われたのもあるが、ちょっと何かツリーでも飾れば 気分も 変わるかなあと思ったのだ。後はただ 時の経過を待つ。それしか無いのだ。 イブの日、私は家の真裏に回り、通りから自分の家の灯りの点いた窓を見ていた。 幸せそうに見えるだろうか?暖かそうに見えるだろうか? 他人の目を気にしてと言うよりは、ツリーの光が暖かそうに映る窓辺を自分の目 で確認したかったのだ。幸せそうに見えてても結構辛いんだぜ。 でも、暖かそうでしょ?それでいいのだ。そう言った気分だったのだと思う。 外は寒かった、当たり前だけど。 それから5年。外からツリーの写真を撮ってみる事にしました。 当時より大分派手になっている。実はこれ11月から飾ってるんだよ。さすがに 点灯はしていないんだけど。 我が家の家訓(?)は「人を呪わば穴二つ」と「日にち薬」だ。 まったりとはしているが、一応家訓だから尊重している。結構役に立つ事もある。 クリスマスは他所の宗派のお祭りだけど華やかでいいよね。 街中や通りに溢れる光が、文字通り 時には真っ暗闇に落ち込んだ心を照らす 事だってあるだろう。 5年前は通りから眺めましたが、これは裏庭から撮った写真です。 もう雪深くてずぶずぶ。無茶苦茶寒いし、撮ってる姿も妙にお間抜け。 でもまあ、何はともあれめりーくりすます。
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