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2004年12月09日(木) 家電製品の壊れ方。


ずっと行方不明になっていたCDがあった。何故なくなったのかも、何時から無いのかも不明。
ある時、聴こうと思ったら既に見当たらなかった。
リュートと言うマニアックな楽器の、日本人奏者による既に絶版になっているCDであり、中古で
出回るにしても ややマニアックに過ぎる代物だ。
幾ら探しても見付からないので諦める事にした。家族が「年末の大掃除の時に間違って捨てた」
と言う嬉しくない理由を提供してくれたので渋々それで納得していた。
今日、ひょんな事からそれが見付かった。あった場所は何時も見ている場所である。今までは
確かに無かった。実際は見落としていたとか、何か理由があるには違い無いが「突然現れた」
としか思えない見付かり方だった。こんな事が1年・・・いや2年に一度くらいかな?あるのだ。
だが他でもこんな話しは良く聞く気がする。案外ある事なのだろう。
さて早速かけて見ようと、ラジカセ(別な呼び名が今はあるのかな)の電源を入れてびっくり。
ピクリとも動かない。昨日まで普通に聴いていたのだが。入れっ放しのCDも出て来ない。うう。
『人間万事塞翁が馬』と言う。得てしてこんなもんだと思いつつも 腹が立った私はラジカセを
叩いて見た。動かないので軽く蹴って見た。駄目なので軽く踏んで見た。・・・駄目だ、動かない。

動かなくなった家電は取り敢えず叩いて見ると言うのは基本だ。
これで動くようになる物だって結構あるのだ。他の部分に異常が起きるほどは叩いちゃ駄目だが。
ところが最近の家電は、そんな単純には中々行かないらしい。中が複雑な分、壊れ方も どこか
シュールなのだ。
ちょっとだけ昔、知り合いの家で起こった出来事だ。居間に居るのは私一人、他は皆ダイニングに
居た。突然、居間のテレビがうぃ〜んと音を立てて回り出した。
私の顔色が変ったのは、その場に居た全員が判ったと思う。だって かなり古い例えだけど本当に
エク●シストみたいだったんだもん。
家人の話しでは、数日前からテレビの調子が変なのだと言う。家電屋さんが言う事には「今は
何でもコンピューター制御だから壊れ方も単純じゃない」んだそうである。
そのテレビにあちこち扇風機みたいに顔を向ける機能が付いていた事を私は全く知らなかった。
短い期間に、壊れたテレビは実に色々な異様な症状を起こしたんだそうだ。

◎ボリュームが突然どんどん上がって止まらなくなる。
◎チャンネルが突然切り替わり、変ったが最後元に戻らない
◎電源が勝手に消えてしまう。

最早 買い替えるしか無さそうだと言う事で、その時は新しいテレビを注文中であったのだ。
だが、テレビはテレビで勝手な行動を起こし続けている。慣れている家人は笑っていたが、
今 思い出しても、何となく笑えないな私は。

このラジカセ古いんだよね。部品あるのかなあ。結局買い替える事になるんだろうか。
どうせ駄目ならもっかい蹴って見ようかな。




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