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2004年12月02日(木) |
苦手な『音』。 Part.2 |
『音』の話の続きを少し。 苦手なのは「男性(オヤジ限定)の怒鳴り声」と言う私だが、ひょっとして過去に トラウマがあるのかと思って見た事もあった。が、どうも違うらしい。 怒鳴り声に限らず、私は結構いろいろな『音』が苦手だ。閉鎖された空間で 大きな音が響いていると言う状況が最も駄目で、だから 映画館がまず苦手なのだ 映画自体が嫌いな訳じゃ無いんだけど。同じ理由でコンサートも駄目だ・・・。
今やどうやら大ピンチの最中にあるらしい、私がかつて勤めていた会社の社長さんが 「怒鳴るのが趣味」と言う人だった。この人がまた威圧的な「オヤジ声」で、しかも ものすごい大声。日常的に怒鳴っているので 声も鍛えられたんだろう。 普通、怒鳴られるのは叱られる時と相場が決まっていそうなものであるが、この社長さん の場合、叱る時には案外怒鳴らず、それ以外のシチュエーションで怒鳴る。 例えば『励ます時』とか。 しかも わざわざ社長室に呼び出して閉鎖空間でそれをやる。 多分、単純に相性の問題なのだろう。普通の人にはあの声が『力強い励ましの声』に 聞こえて居た筈だ、ちょっと煩くはあったろうが。 ちょびっとだがカリスマ性のある人であった事からもそんな気がする。 だが、悩んでいる本人のみならず時には周囲まで呼び出しては怒鳴り励ます この社長は 私の「のほほんOL時代」最大の鬼門であった。 当時のこの社長さんの口癖は『君達の給料は迷惑料だ』と言う物だった。 多少は理不尽なお客の注文にも耐えよと言う意味だろうが、上手い事言うねと 思ったもんである。
息子は現在5歳になるが、やはり『音』には敏感である様だ。 教えた憶えは無いのだが 「この音嫌い」と言っては避ける物は大抵は私も苦手な 音であり、こんな所まで遺伝するのかと驚いた。 好きな音はオルゴールの音だが、周囲が良かれと電子オルゴールの玩具を買って 来ても苦手なので困っている。音量が調節出来れば 小さくして聴いている。
自分の日記なので堂々と自慢させて貰うと、私自身『音感』は悪く無い。 高校時代、調音の試験で2つまでの和音であれば問題無く聞き取れる事が判った。 ピアノをやっている友人に褒めて貰った、褒められる事自体少ないので憶えている。 『音に敏感』をプラスに転じて欲しいと、息子に対しては つい期待してしまうのが親心 と言う物だが、先日 気分良く歌っているのを聴いていたら「音痴」の気味があった。
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