この季節ボクが「ちくちく大王」と呼ばれることは前にも書いた。 ところが最近ボクはアキコに「ちくちく大魔王」と呼ばれている。 「大王」も格好いいが、悪に憧れるオリコウなボクは「大魔王」の悪そうな響きが大変に気に入っているのだ。
なぜボクが「大王」ではなく「大魔王」になったのかと言うと、体にチクチクがついてかゆい時、アキコのズボンに体をこすりつけてチクチクを落とすという高度なテクニックを習得したからなのだ。
雨で体が濡れた時にアキコのズボンで濡れた体を拭く技は以前から習得して(アキコに大変嫌がられて)いたが、その応用をすれば体のチクチクも取れるのではないかということに気づいたボクは、最近はチクチクでかゆい時はアキコにチクチクをこすりつけてアキコをチクチク仲間にすることにしているのだ。
ちなみにボスに体をこすりつけるとボスにどんなことをされるのか想像がつかなくてちょっぴり怖い(反撃してきたらボスの方が強いのだ)ので、ボスにはこすりつけない。 「こすりつけ」の技は相手を選んで使うことが大切なのだ。
↓アキコにこすりつけようとチクチクをたくさん付けた大魔王のボク
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