この写真はおととしの今日、1月29日に撮影した写真なのだ。 ボクの庭の横に生えているビワの木の実が少し大きくなったところの 写真である。 どうしておととし撮った写真の話を今日するのかと言うと、もちろん アキコが日記用の写真を撮り忘れたからなのだ。
この木は野生のビワなのか、実がちっとも大きくならなくて1度も実 を食べることはできなかった。 そして土地の持ち主が切ってしまったので今はもう生えていないのだ。
このビワの木のことをボクはいつもそれほど気にしていなかったが、 なくなってみると何となく淋しいものである。 みすぼらしい花も、食べられない小さい実もなくなってみると急に愛 おしく感じられる。
でも、寂しがることは少しもないのだ。 切られてしまったこのビワの木の枝は、実は今ボクの庭にいる鶏たち のとまり木に変身して毎日鶏たちと一緒にいるのだ。 こんなステキな木の枝で毎日眠ることができるなんて、鶏たちはとて も幸せなのだ。
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