昨日の夜から今朝にかけて、とても寒かった。 鼻の先が冷たいなと思って小屋の外に出たら、やっぱり霜がおりていた。 今年、霜がおりるのはこれが初めてである。 今朝の霜は辺り一面を白くしてしまうほどではなかったが、草むらが白く 覆われてとてもきれいであった。
霜がおりているのを見たボクは2日前に見つけたフラサバソウの花がどう なっているのかとても気になった。 せっかく花を咲かせたのに霜がおりてしまうとは気の毒なフラサバソウな のだ。
カメラを持ったアキコと散歩に出かけてフラサバソウのところに行くと、 フラサバソウは霜をかぶっていたが、ちゃんと花を咲かせていた。 花びらで溶けた霜の水滴が光って、とてもきれいであった。 霜の結晶と比べてもこんなに小さいフラサバソウであるが、やはり野草は 強いのだ。 がんばれ、ムッシュ・フラサバ!(注1) ちなみにムッシュがきれいに咲いているところの写真はここから見られる のだ。
実は今朝、寝ぐせタンポポも見てみたのだが、寝ぐせタンポポはなんとも 悲惨な感じになっていた。寝ぐせタンポポの悲惨な姿はここから見られる のだ。
(注1) フラサバソウの名前はフランスの植物学者、フランシェとサヴァチェから 取った名前だから、ボクはそう呼んでいるのだ。
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