2007年01月12日(金) |
いってらっしゃいませ |
今日、ボスとアキコはオンシのところへ行って来たらしい。 朝、ボクがベッドに座っていたら、アキコがビスケットを出してボクに 見せびらかしながら何かいろいろ言っていた。
たぶん「留守の間、頑張って番犬をしているんだよ」というようなこと を言っていたのだと思うのだが、ボクはビスケットに夢中だったのでよ く聞いていなかったのだ。 ボクは二人が夜になってもなぜ帰って来ないのかわからなかった。 日付が変わる頃、車に乗ったボスとアキコが帰って来て初めてボクは二 人がトウキョウというところまで出かけていたことを思い出したのだ。
二人が帰って来た時にボクが「夜まで独りにしておくなんてひどいや」 とアキコに文句を言ったら、アキコは「朝、ゲンゾーは三つ指をついて 私たちを見送ってくれたじゃない?」と言った。 ボクはそんなことをした覚えはないのだが、アキコに証拠写真を見せて もらったら確かに足を揃えてお見送りをしているような姿をしていた。
ボクがどこを見ているかをよく見たら「見送り」でないことはすぐわか るのだが、アキコはボクがしっかり見送ったと思っているらしい。 本当はビスケットに夢中だっただけなのだが、オリコウにお見送りした ことにしておこう。 見送りのできる犬として明日ビスケットをたくさんもらえるかもしれな い。
|