ゲンゾー日記
2006年04月04日(火)  キツネノボタン 

この花はキツネノボタンである。
キンポウゲの仲間の草で、毒があるらしい。

どうしてキツネノボタンという名前がついたかと言うと、葉っぱが
ボタンに似ているかららしい。
ボタンに似た葉の草が生えてきたからボタンのような豪華な花が咲
くだろうと期待していると、咲いた花がこんな花なのでキツネに騙
された気分になる、ということでついた名前らしい。

ボクはこの花をとてもかわいらしい花だと思うのだが、この花を見
て「キツネに騙された」と思うということは、この花を見てがっか
りしたということである。
考えてみると可愛そうな名前なのである。

でも葉っぱを見てどんな花が咲くだろうと想像するというところは
なかなか良い。
どちらかと言うとアキコは花を見てから実を想像するタイプらしい。
この花がヘビイチゴに似ているから、実ができたらジャムにしよう
と思っていたアキコが食べられない実をつけたこの草を見てがっか
りしたら「キツネノイチゴ」という名前をつけたに違いない。


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