ゲンゾー日記
2006年01月16日(月)  牛のまなざし 

今日、ボスとアキコは石けんに使う生乳をもらうために牛を
飼っているおじさんのところへ行って来たらしい。
牛の写真を撮らせてもらったらしいアキコは「牛がかわいい、
目がかわいい」としきりに牛を誉めていた。

ボクの散歩コースBにも牛がいたが、牛は驚くほど大きくて
ときどき「ムゥー」と変な声を出す怖ろしい生き物である。
あんな大きい牛がかわいいとはアキコの趣味も変わっている。

アキコが無理矢理ボクに牛の写真を見せようとしたので、お
断りしようと思っていたのだが、アキコが「牛の目を見てみ
ろ」とうるさいので、ちょっと見せてもらった。

牛の目は、大きくてまつげがふさふさ生えていて、外の景色
がそっくり映っていた。
悔しいが、確かにきれいな目をしているようである。
しかも、悔しいことにちょっと伏し目がちなところが謙虚で
何やら素敵である。

アキコの話によると2年後には牛の年が来るらしい。
アキコが牛を飼いたいと言い出したらどうしよう。


 < 前の日記  もくじ  次の日記 >


ゲンゾー [たまごや石鹸堂ホームページ]