ゲンゾー日記
2006年01月15日(日)  漢方犬 

今日、ボスとアキコはオオタキというところにあるヤクソウエンと
いうところへ行って来たらしい。
ヤクソウエンというのは薬草園で、薬になる植物がたくさん栽培・
展示されているところらしい。
ボスもアキコも植物や薬草に興味があるので、二人とも張り切って
出かけて行った。

帰ってきたアキコはすぐに「ゲンゾーはすごいね」と言った。
何でも、ボクが夏の間見つけては喜んで食べていたセミの抜け殻に
は解熱や消炎作用があるということをヤクソウエンで学んで来たら
しいのである。

シリョウシツというところには蝉の抜け殻をたくさん詰めた瓶が置
いてあって、漢方薬としての効能がいろいろ書いてあったらしい。
アキコが撮ってきた蝉の抜け殻の瓶詰め写真をボクも見せてもらっ
たが、瓶のラベルには「蝉退(せんたい)」という文字があった。

ボクはパリパリしておいしいから食べていただけなのであるが、ボ
クの大好きな蝉の抜け殻が薬になるものだったとは素晴らしい。
しかも解熱作用があるので、暑い夏に食べると体温が下がって涼し
くなるのだ。

ボクは知らない間に漢方薬のことも理解していたらしいのである。
漢方犬としても知らないうちにレベルアップしていたらしいので、
これからもガンバって健康な犬になろうと思う。



瓶の中の蝉の抜け殻はおいしそうである。1つ食べたい。

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