今日は友人の裁判の判決日だ!!
この前よりも早い9:50からの判決時間に、
まだ朝の渋滞が解消されていないと大変なので、間に合うように早目に家を出た。
そしたら渋滞もそれほど無く、20分以上早く着いちゃいました^_^;
駐車場で時間をつぶしていたら、担当警察官のKさんが覆面パトでやってきた。
今日はちょうど他の事件の逮捕状を取りに裁判所に来る用事があったようです。
逮捕状って裁判所から発行されるとは知らなかったなぁ・・・
「仕事はどうしたんだ?」
私とにいにに問いかけるKさん
仕事どころじゃないって・・・判決の方が優先さっ!!
そして先日送られてて来た示談書の話になった。
「24回払いってふざけるなよ!! 利息もなしだろ?」
これにはKさんも驚いていた。
そりゃそうだ!! 借入れして一括で返済するのが普通だろっ!!
その後ダンナだって1度も挨拶にも来ないし、弁護士からの示談書だけなんて。
そして裁判の時間になった。
今日は『判決』なので時間も10分の予定しか組まれていなかった。
傍聴席に座ると、前回とは違って他にも6〜7人いた(((( ;゚д゚)))
友人のダンナもいたけど、軽く会釈程度で話する気もなくなった。
他のスーツの人は除いて、明らかに家族で来ました。みたいな3人がいた。
他の被害者の方だろうか?と思ってたけど、被害者をすべて知ってるKさんによると違ってた。
逆にKさんも「あの人誰?」 ・・・知らないし(-_-;)
そして裁判官や被告も入室し、いよいよ始まりです。
「被告人は前へ出て下さい。 最後に何か言いたいことはありますか?」
「本当に大変申し訳ない事をしてしまった。 これからは一生懸命働いてお金を返済していきたいです」
そして裁判官より判決が言い渡されるものと思っていた。
でも、弁護士からもう1度やり直しみたいなものをしてくれとの依頼。
やり直しとは言ってないけど、なんか専門用語で分からなかったw
以下弁護士の話
「示談が成立している2件がありますのでこれについて説明します。 1件は被害額の1番少ない▲▲さん。 こちらはお金を返済(たしか26000円程度)し、示談が完了しています。 もう1件の1番被害額の大きな■■さん。 署名を忘れてしまっているようですが、振込先記入と捺印はあります。 あとの2件(ウチ含む)についてはまだ示談は不成立です」
■■さんちは60万ぐらいあったと思う。
弁護士からの郵送の示談書に、簡単に返送して示談しちゃうなんてΣ(゚д゚)オイオイ
60万も24回払いなのかなぁ・・・金額も多いし60回払いだったりしてねΣ(^∀^;)
検事からはもう何も言うことはないとの事。
「10分間休廷します」
裁判官は言い、法廷から出て行った。
今の弁護士の話で、示談が成立してる被害者がいたので判決も変わるのか?
私達も傍聴席から外の廊下に出て待った。
被告の友人のダンナも一緒に出てきたが、特に何も話す事もないし彼も何も言ってこない。
以下警察官Kさんの話
「前回の裁判見に来れなかったから、被告に付き添ってた警察官に話聞いたんだよ。 ダンナさんが証人になったみたいだけど、ダンナさんの証人尋問で刑が重くなりそうって言ってたよ。 被告人にかなり不利な証人ってイメージだったようで」
「それが、弁護士から来れたら来て。無理だったらいいから。 って言われてただけだから、まさか証人尋問受けるとは思ってなかったみたいよ。 たしかに、タジタジだったもん」
「おかしいなぁ、普通は弁護士からいろいろと説明があるはず。 例えばこう言われたらこう言う。とかの指示なんかもあるものなのに」
そろそろ10分ぐらいになるだろうと思い法廷内へ入った。
しばらくすると被告と裁判官が入廷してきた。
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これは実際、よく聞き取れなかったのだ^_^; 何が80日かというと、懲役から80日マイナスする日数だそう。 勾留が100日近くあったので、これが懲役から80日マイナスして考える。 なので実際の懲役は『11ヶ月と10日』ってところでしょう。
裁判官が説明し始めた。
「被告が事故に遭い、仕事を休みがちになり解雇され、その事をご主人に報告できないまま、 生活費に困り、この犯行をふとしたキッカケで思いついた。 被告の行った行為は訃報欄で探した葬儀中の家だけを狙い、計画的犯行。 しかも喪服を着て参列者を装い、用意周到だった。 身内しかいない場所からお金がなくなった被害者は、被害届も出せず身内を疑うわけにもいかず、 そんな被害者の心境を逆手に悪用した悪質な犯罪だ。 しかし、被告は今回が初犯で逮捕後素直に自供し、4件中示談も2件済んでいる。 ご主人の協力を得て、以前のような家庭生活を望みんでいる。 このような点から今回の刑を確定しました。 被告人が刑に不服がある場合は14日以内に上告して下さい。 以上で閉廷します。」
簡単にまとめるとこんな感じでした。多分ね。
もっといろいろあったんですけど、専門用語ビシバシ出るし覚えきれません(>_<)
ここまでくると最後はあっけなく終わってしまった感じ。
友人の被告人は後姿だけなので表情は伺えなかったが、ずっとうつむいていた。
付き添いの警察官に腰紐&手錠をされ、法廷から出て行った。
ちなみにKさんの話によると、被告が通る通路は一般の人とは会っていけないため違う通路。
しかもその通路は迷路のようになっていて、Kさんでも迷ってしまうようだ!!
実刑判決を望んでいたKさんは満足げだった。
私の気持ち的にはどうもしっくりこない。
私も実刑は望んでいたが、実刑になっても満足感はなかった(-_-;)
1年弱の刑が不満とかではなく、なんとなく言い表せないモヤモヤがある。
ダンナは放心状態のまま帰っていった(((( ;゚д゚)))アワワワワ
私はその後同じ建物にある家裁へ向かった。
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