声優さんと映画とアニメと
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バベル まだ未公開?帰国のサンフランシスコ便で観ました。ネタバレしないように概要と感想だけ。 いろいろな国が舞台になる上に、舞台になる国の言語がそのまま使われるため、凛子さんや役所さんが出てくるシーン(東京)はぜんぶ日本語です。 お話は、いくつかのストーリィが時間軸も前後しながら平行して進む、クラッシュ(こちらは時間軸は一本ですが)と似たつくりの群像劇形式のストーリィ。1つはブラピが奥さんを連れて中東を旅行していて、ある理由でその奥さんが大変な重傷を負ってしまい窮地に立つ夫という役、出番は少ないのですが、素晴らしい演技でした、感動しました。あと役所広司とその娘役の凛子のお話、凛子は多感な高校生で聾唖。ハンデや身内の不幸などの自分の置かれた状況に悩んだり苦しんだりしながらも、一方では現代の若者の極端な部分を楽しみ、満たされぬ心の穴を刹那の快楽で埋めようとしているあやうい少女。さらに中東の少年とその家族。もう一組がメキシコ人家政婦(ベビーシッター)と預けられる子供達のお話。それぞれが、世界のいろいろな所で精一杯自分の人生を生きているのですが、不思議な縁で実は繋がっています。とまあ、そんなお話、どんな話?まあ説明するとみんなネタバレになってしまうので・・・とにかくブラピの演技が光ました。出番が少なくて(1/4ですから)物足りなかったこと、それぞれの関わり方が、クラッシュに比べて運命度に頼りすぎて因果な部分が薄いこと、やっぱりポールハギスに比べると人間の感情の描き方が弱いこと、凛子さんが思った以上に美人だったなぁという印象を受けたことですね。彼女はセリフがあまりなくて、手話と表情での演技が大半、全裸ヌードを惜しげもなく披露、作品中一番体当たり演技で、アカデミーノミネート助演女優の理由はこのあたりかなって思います。(字幕無し原語で観たので理解度やや低し)
All kings men なんと、吹き替え版でした。ジュード・ロウの声?うーん、内田夕夜さんかな?平川君じゃないと思う。ショーン・ペンの声がこれまた内田直也さんかなぁ勝部演之のようにも・・・吹き替えのできは良かったです。特にショーン・ペンの熱演はすばらしく再現できていました。ジュード役が・・・ちょっと不満。アンニュイな感じは出てるんですが、すこしガキ臭すぎる声で・・・ケイトウィンスレットの声の女性はすごく合ってました(誰?)そのお兄さん役はたぶん咲野さんかなぁ・・・
The Queen 英国王室の中身を描いた作品、ブレア首相が当選した直後にダイアナさんが交通事故で亡くなり、英国はとんでもない大騒ぎに、英国王室はその国民の騒ぎに困惑するばかり・・・ブレア役の人が雰囲気でてました。エリザベス女王役の人も、エジンバラ公(よく見る人)やチャールズ皇太子役の人も雰囲気でてました・・・ この映画を観ると、コーギーが飼いたくなります。(かわいい)王族、皇室の人って、結局普通の人としての自分の生活と言うのが無くて大変だなぁ・・・と(ちなみに吹き替え版でした、ブレアの人以外はみんなジャストフィット、ブレア役の人、演技はそこそこ良かったのですが、どうも吹き替えの声の出し方じゃないのが、最初すこし気になりました、劇団系の人かな?)
他にもCGアニメとかやってましたが、目が疲れて観るのを断念、バベルを2回目観て、そのあとはずっと音楽を聴いてました。
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