声優さんと映画とアニメと
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| 2005年10月25日(火) |
テッカマンブレードのうんちくを・・・ |
よっちゃん ちびまるこちゃんスペシャルは録画できていました。ひさびさのよっちゃん、観ましたよ。前回(1年前?)は見損なって泣いたのですが、今回はなんとかなりました(ロケットクィーンが直前に届いたおかげです) 森川さんのこの系統の声って、明智警視をいい人にして親切にした感じでしょうか?すごいさわやかで暖かい感じです。よくもまあ1年に1回でしかも台詞はほんの一言二言なのにキャラを維持できているもんだなって感心。すごいです。(お嫁さん役の声優さん、最初って井上喜久子さんか誰かじゃなかったでしたっけ?いつのまにか久川綾さんになってますか?あれ?天上天下コンビ?)
テッカマンブレード なんとなく、先日の「竜王の花嫁(特別編)」のフリートークでの、子安さん森川さんがテッカマンブレードを思い出して大爆笑していたのが気になって、本編を見てみました。1話〜12話までいっきに・・・。 森川さんが「ああ20台前半で、まだ、あおーい時期ね」とコメントしたのがすごく気に入ってしまってまして。ご自分の演技をあおーいと評した、その演技はどんなだったかしらと思って見ると、なんだかほくそえんでしまいます。 その、あおーい演技を確認しました。たしかに、あおーいです(笑)。 気にしながら見ると、ちょっとはずかしくて目から火がでそうになるぐらいに、あおーい口調の台詞がいっぱい出てきます。特に2話から5話ぐらいまでの、スペースナイツメンバーになる過程、フリーマン司令の前で偉そうに(めいっぱいの虚勢を張って)一人前のふり(心の中は不安でいっぱいな若者なのに)を演じるときの、なんともいえないあおーい感じ、役者としてあおーいから、演技がまだへたくそで、表現力不足なのか?という部分と、Dボウイ本人があおーい奴だから、そういう雰囲気での演技なの?という部分が混在して、合格不合格の境界線を行ったり来たりしている台詞の数々に、身内意識が働いて見ていてはらはら(私はお母さんか?)、ああそうそう、初期はこんな感じだったんだそういえば・・・となつかしさがこみ上げる。TVでこの辺はリアルタイムで見ていたはずなので、そのときの印象を思い出した。 Dボウイのこのたどたどしさが、当時は彼の一途さと青さ(そうあおーい奴だったのです)に感化したのをお姉さんは忘れていませんことよ(爆)。 本放送でブレードが見れたのは、トータルでも10話分ぐらいだったと思う。このときの、全話見たいというフラストレーションはすごかった。
あおーい森川君めちゃくちゃ楽しい。 一番面白いのが、ボルテッカの掛け声。最初の2回はボルテッカーァって甲高い、3回目はボルテッカって普通ぐらい、5回目ぐらいからボォルテッカァァって感じになってきて、10数話ぐらでかなり確立してきます。テックセッターの掛け声も、初期はちょっと高めですが、後半どんどん低くドスが効いて来ます。森川君の進化はDボウイそのものの進化でもあったのかなって思います。
ここから薀蓄をすこし。 作品中ではあまり詳しい説明がなされてませんが、ブレードには実はかなりいろいろ設定話があります。本編を一度もご覧になった事がないぞという方は、ネタばれ全開のさっぱりわからない話になりますんで、そこはご了解ください(ご興味なければ読み飛ばしてくださいませ)。
タカヤ(Dボウイ)がテッカマン化の途中、父(麦人さん)に救出され強制的に脱出カプセルに乗せられるわけで、洗脳訓練が完了しない状態で地球に漂着したわけで、漂流している間にラダム母艦に地球行きで先を越され、地球侵攻はすでに始まっていたというのが物語りの冒頭のシーン。そんなわけで、テッカマン・ダガーの方がテッカマンとしての訓練期間が長く戦闘における有利さがあったのだと思います。その状態で、いきなりやみくもに戦い始めた無鉄砲な若者がDボウイです。Dボウイは、結局地球の置かれている状況もラダムが(実は父ゴウゾウによって基幹推進システムを爆破され)月に不時着修理中だった、そのため母艦ごと地球に侵攻できず、尖兵を送り込んでオービタルリングを占領、リングのエネルギー炉と軌道上という地の利や施設を大いに利用して、ぼちぼちとマイペースの地球侵攻を開始したという状況なわけです。Dボウイはその状況をなんにも良くわからないまま、やみくもに戦ってます。 ただ、尖兵で投入されたダガーは、戦闘能力がブレードより低くてボルテッカが装備されてないんですよね。それが育成機関が未熟なテッカマンでありながらもフル装備だったブレードの戦闘時のアドバンテージであり、ダガーに勝てた理由です。とはいえ、戦い方をよく習得してなかったブレードはそんなダガーにも結構苦戦してました。 続いて登場する、最強エビル(弟のシンヤ)は、もう、ブレードを遥かに上回る高い戦闘能力と機動力を備えてます。そんなわけで覚醒したエビルの登場以降、数々の大苦戦が始まるわけです。 全編を通して対ラダム・テッカマン戦では、ブレード(地球・テッカマン)は、ほとんど負けそうになりながらも最後まで戦い抜きます。ラダムテッカマンとの指しの戦闘でブレードが勝ったのはダガーだけで、本当に勝てるほど強くなったのはブラスター化してからです。アックスを倒せたのは周囲の応援があったればこそ。そんなこんなで、シリーズを通して、ブレードが戦い抜き生き残れたのも、ひとえに献身的な地球側の応援と、Dボウイの不屈の根性闘志となによりも家族を自らの手で殲滅(宗教的に言えば魂の救済)すると心に決めた悲願、そして強運です。
もともと、ラダムが地球侵攻の途中で偶然遭遇したのがアルゴス号だったということで、遠距離惑星探査を目的にした選抜科学調査チームが乗り込んでいたのが人類には仇になったのです。地球侵略のための尖兵になるテッカマンを育成するのに、優れた身体能力と明晰な頭脳を持つものを、地球人を捕獲してその中から選抜しようと計画していたラダムには、宇宙探査の科学チームはうってつけの人材の宝庫であり渡りに舟だったのです。たくさんのアルゴス号の乗組員全員が捕獲されたにもかかわらず、結局テッカマンになれた、選ばれたのは、ダガー、エビル、ランス、ソード、アックス、オメガ、ブレードの7人、レイピアは育成失敗、その他の乗組員は殺されてしまいました。おそらく、兄弟の中でも、ほぼ拮抗した力と頭脳を持っていたブレード(タカヤ)とエビル(シンヤ)こそが、ラダム地球侵略先遣隊チームの要になる戦闘指揮官だったのだと思われます。その一人が裏切ったわけで、ラダムとしても痛手だったに違いありません。
やっぱり、文章で書くと本当にすごい設定の話です。 なにしろ、Dボウイは第1話から、いきなりこの少年は地球人?宇宙人?って感じで登場して、やみくもにスペースシップを一人で勝手に発進させ、誰にも教わってないのに操縦して、宇宙空間に出ても無重力の船内では軽やかな身のこなしをして、気密服(宇宙服とも言う)でいきなり船外活動を完璧こなして、コンピュータその他システムを自在に勝手知ったるわが装置のごとく使いこなす・・・テッカマンに変身して戦うという部分にばかり全員が目を取られてしまっていて、このDボウイの尋常じゃなさをだれも指摘しない。スペースナイツのメンバーが、一般人で決してありえないずば抜けた能力を持つことに、何の疑問も表さないのには笑えました。フリーマンさんは実は気がついてましたということが、後で出てきますが。 ここまでのことができる地球人の青年が、外宇宙開発機構に選抜され特殊訓練を受けてきたノアルやアキ以外に居る事実を、テッカマンに変身して戦う超人だから何でもできるで済ましてしまっていたとしたら、きっと私はこのアニメの設定を作った人に怒ってましたが、実際にはきちんと設定があったので一安心しました。 Dボウイは、土星探査船アルゴス号に搭乗するという事を早い段階で希望し、基幹要員としての科学技術知識や宇宙活動用の身体訓練を幼少のころからびっちりと受けてきたわけで。(忘れましたが、弟のシンヤと彼タカヤでコ・パイロットのポジションを争ったみたいな設定だったように思います、結果シンヤがうコ・パイロットでタカヤがフライト・ナビゲーターをやっていたような)。そうでないと、テッカマンにも選ばれなかったし、ラダムに最初に遭遇したときに生き残れなかったというわけで、人類も彼が居てくれてラッキーだったわけです。そんな設定の片鱗をつゆほども見せず、テッカマンとしての強さを主張することはあっても、個人としての能力を一度たりとも引けらかなさない(そんな心の余裕は無かったのでしょうが)Dボウイという青年は、あの悲劇的状況がなければ、明るく屈託が無くて賢くて優しくてスポーツマンで意志が強いリーダーシップのある好青年という、実は、今の森川さんみたいな性格だったのだという落ちがつきます。(笑)顔キャスならぬ性格キャスなんです。(勝手な想像)
思い起こせば、私は森川さんファンを自覚するよりもはるか以前にテッカマンブレードおたくだったのです。そう、それはインターネットが今みたいになる前、まだパソコン通信がやっと始まったころにさかのぼります。 二フティ・サーブには当時パソコン通信で参加できる会議室がいっぱいありました。1993年ごろから3〜4年は繁栄していたかと思います。 ちょうどそのころ、放送が終わってもファンの熱が醒めない、そんな作品のひとつがブレードでした。それで、二フティにも活発にやり取りする会議室がありました。当時そんな会議室を持つアニメはガンダムとブレードと他数本だったと思います。それぐらいブレードはマニア受けのするアニメだったのかもしれません。テッカマンブレードの会議室には、忘れもしません、当時、製作サイドの方々も参加されていて、その後の小説版にならなかった設定や小説が連続して一定期間アップされてました。OVAでのテッカマンブレード2につながった、アキがテッカマンになる話やその少し前で、ブレードが復活する第2次ラダム戦役などがあったのを覚えています。あの膨大なテキストをプリントアウトしておけばよかったと今になって後悔します。古いマックに埋没してるか、フロッピーディスクに埋没してるのが本当に残念。 それで、ちょっとだけブレードの裏設定に詳しいのですが、もう何年も経ってしまって、だいぶ忘れました。
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