声優さんと映画とアニメと
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2005年10月26日(水) 声優さんは演劇界の声のSWATです

トップガン(デジタルリマスター版)
確かに画面も音もDVDならではの綺麗で美しいクオリティの作品に生まれ変わってました。

この作品の発表から数年間は主題歌も大流行、トムフィーバーがすごかった時期です。私が見たのはLDが発売されたころで、丁度アパートにサラウンド・システムのオーディオ機材を投入した直後だったため、まるで頭上をF14がくるくる回って飛行しているような臨場感に圧倒された覚えがあります。月日の経つのは早いものです。今回のdts仕様の特別版DVDは、オーディオおたくにはよだれ物の音が入っていることでしょう(まだdtsは未確認ですが)
しかし、それにしても、日本語吹き替え版は冴えない代物です。
塚本高史くんがトムを吹き替えと、前宣伝にあったのに、なぜかパッケージにも店頭にも一切それをアピールする記載はなく。箱の裏にはキャストすら掲載していない有様。いったいぜんたい日本語吹き替えをタレントのご機嫌取りかなにかと勘違いされてしまっているんでしょうか?塚本君のファンの方には、はなはだ申し訳ないのですが、演技をしてお金をもらいたいなら、まず活舌とアクセントを何とかしろとは贅沢を言わないので、せめて発声の基礎だけはちゃんとやてってきてほしい。私の記憶の範囲での中学高校の演劇部や大学時代のサークルのアフレコチームは、毎日1時間は「あえいうえおあお、かけきくけこかこ・・・あめんぼあかいよあいうえお・・・おあややおあやおあやまり・・・」を繰り返し稽古していたものだ。
この人、本当に何本も映画やドラマに出ている俳優(タレント?)さん。

そんなわけで、悶絶の1時間50分。途中から耐え切れず早送りをすること数回・・・
とにかく、マーヴェリック(トム)の塚本くん、彼のだらりとした、なんともしがたいだらしない語尾と、ぎこちない、台詞にもなにもなっていないイントネーションのしゃべり方には降参です。もう、私を八つ裂きにでも串刺しにでもどうにでもしてください、そのかわり、そっちのほら、ガム噛んでるクールな奴の声やってる人と即刻交代して・・・。これでいったいぜんたいドラマではどんな声でどんな台詞をしゃべってるんですか彼?まあ、友達や同僚との会話でこのだらだらとしたしゃべりは、いまどきの若者ということで100歩譲ってで容認するにしても、輪をかけてひどかったのが上官との問答など軍人としての発言シーン、それはないだろうお前、頭の悪い不良の悪がきが先生に職員室で怒られてるんじゃないんだから・・・絶望をもらいました(笑)。
おまえらはエリート中のエリート、トップの中のトップだっていうアイアンサイドさん(教官役の役者さん悪役おおいです、笑)の台詞が、もうしらじらしくなるぐらい。先生、ひとりだけ不良の馬鹿が混じってますって、手を上げたい衝動に駆られた(笑)。
塚本君だけ、別録だったらしいのですが、他の声優さんたちは(微妙に普段のはまり役から外れてる配役の男性陣がちらほら、おそらく玉突き人事のせいで、あちこちに番狂わせが出たせいではないかと・・・)の演技はさすがの年期もの。みなさん和気藹々と(歌のシーンです)楽しそうに、完璧なお仕事をなされてました。彼らの演技は実に快適で心地よいです。
ここで触れておきますアイスマン=ヴァル・キルマー。キルマー(その後にバットマンなんかもやっちゃいますが・・・笑)のこのときの演技は結構複雑です、設定上(脚本?)だけでは、かなりいやみな奴って感じが漂っているんですが、実際の演技と雰囲気では、どちらかというと努力家で緻密に積み上げた優秀さゆえに、型破りで天才的なマーヴェリック(トム)が気になって気になってイラついてる、本人はしっかりとした誠実な若者という役どころなんですよ。森川さんの演技には台詞に込めた感情がまさにそれでした。いやみを言うシーンでも、あざといいやみな声の雰囲気はなく、高慢ではあっても、その中に好奇心と優しさがありました。
もう、何やらせても完璧です。
きっと声をかけられたときは、トム役を念頭に置いた出演依頼だったのではと思うし、何よりも役者さんとしては絶対にトムがやりたかったに決まっているので、彼の心の内を思うと、見ているこちらも、実はおだやかな気持ちで見ることはできない。そうに違いないと、自分でも思って見始めたのですが・・・やりきれないですね・・・でも、森川さんファンとしては、彼(森川さん)が割り切ってすっきりとプロらしく完璧に自分の役をこなし、素敵な演技をしているということで、その完璧なるアイスマンの演技をきっちりと評価すべきだと思います。収穫は、ヴァル・キルマーの吹き替えも、フィットしてます、ぜんぜん顔からも違和感なし、今後セイントとかTVオンエアーされるときは、ぜひ森川智之で配役をよろしくお願いします、音響監督様。いいアピールになったと考えることに・・・

実際に、いきなりトムがしゃべりだしたとたんに、先日のTV放送時の高橋君が、なんてうまくてすごいんだ(彼は経験ある声優ですから当然ですが、まあ声質や演技プランには疑問がありましたが)と思って、呼びに行きたくなっちゃうぐらい、塚本君のトムは正直学芸会以下レベル。(ご本人は真剣に一生懸命やってましたし、塚本さんのファンの方は、あれでもいいじゃんて言うのかもしれませんが)ここまで居直るぐらいにへたくそだと、他のプロ声優さんとの違いが歴然としすぎて、コレを見るであろう彼と彼のご家族他関係者の方々ににすこし同情してしまいました。
はしのえみさん、グースの奥さん役ででていたんですが、あまり気になりませんでした。出番すくないし・・・

インナースリーブのキャスト表を転記

マーヴェリック(トム・クルーズ)塚本高史
チャーリィー(ケリー・マクギス)湯屋敦子
アイスマン(ヴァル・キルマー)森川智之
グース(アンソニー・エドワーズ)小森創介
バイパー(トム・スリケッと)野島昭生
キャロル(メグ・ライアン)はしのえみ


ガラスの仮面「100万の虹」
真澄様がマヤに向かってにっこりと笑った。これが今回の大収穫。
第1声が真澄様から始まるエピソードってめずらしいのでは?
マヤの女海賊ビアンカでの一人芝居、小林さん最高にうまかったです。

BLEACH
時間変更してからのオープニング、若者に不評のようですが、私は実は好きですこんな感じ。BLEACHは毎回オープニングがいいですね・・・
今回、1番隊隊長の山爺が発動します。必見、萌えてます、あ、じゃなかった、燃えてます(笑)。大塚さんのお芝居のうまさが光り輝いてて、甲殻機動隊を見てるみたい(キャラは違いますが)でうっとり。

トップガンを見て思ったのですが、プロの声優さんって、F1レーサとかSWATなんかと同じで、その世界の精鋭部隊なんだなって思います。F1レーサは居並ぶレーサの中でも選りすぐり、トップガンは居並ぶパイロットの中でも選りすぐり、それこそレーサの中のレーサですすしパイロットの中のパイロットです、そしてSWATや特殊部隊の兵隊さんも選りすぐりの精鋭。外画でメインを担当する役者さん、同じく演技をする人はたくさん居て、Tvに出るのも、劇場で演劇に出演するのも、それはそれは大変なことだとは思いますが、こと映画の吹き替えに呼ばれる声優サン達は、やっぱり声を武器にした声のみの演技で勝負をする特殊な世界の精鋭、SWAT隊員のよな存在なんだなって事を痛感した夜でした。普通のタレントさんは顔が良くても、声だけで勝負となると、なかなか通用しない人も多そうです。塚本君ももうすこし声がよければ、もうすこし聴けたのかもしれませんが、声がまた・・・・鬱になる展開でした。

昨日はWeb拍手を飛び切りたくさん、メッセージもたくさんいただきました。ありがとうございます。一部だけですが、ここでレスさせていただきます。
>同級生みたいです
わぁっ、嬉しいです!!どうぞよろしく。
>TVから聞こえたコンラッドとグリフィスに・・・
どっちも、さわやか系のいい声なんで、夜中に聴くにはうってつけ?
グリフィスはDVDで見ましたが、すごいお話で、ご本人が長く代表作にあげてる理由が判ります、特に最後の方はかなり胸にぐっと来ます。
>蒼き伝説シュート
見たことないんですよ、いつかチャンスがあればって思ってます。
>やはり伝説のテッカマン、見たくなりました
森川さんファンの方にはぜひ、一度ご覧になっていただけたらと思います。
やっぱり、森川さんのキャリアはこの作品抜きでは語れないと思います。

明日と明後日は終日出張で日記は夜中になります・・・







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