声優さんと映画とアニメと
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2005年07月05日(火) 無題

アクエリオン
ねむねむで観たので、よく覚えていないが・・・うわさではオープニングが2クール目から変わる・・・へ、変わってないぞ、と思ったら、エンディングでやられました。
この作品、結構音楽が好きです。菅野さんの音楽はカーボーイビバップのころからおしゃれだなとは思っていたのだけれど、実際に作品の魅力を増す力があると思う。アクエリオンはBGMが壮絶だし・・・(教会?)
本編、シルビアとアポロの記憶が混線、アポロの記憶がシルビアに混入の方が正しいか。アポロは半端にアポロニアスに覚醒してるし。
今回のトーマは真意が見えない策士のまま。
小説版を読むと、両翅(モロハ)との関係があやういのだけど、トーマにはそういう権謀術数の部分で、さほどか弱さを感じない、彼なりのどす黒い罠が別途モロハの周囲に張り巡らしてありそう、そして音翅(オトハ)だ。
作品ではオトハの挙動でトーマの本音の部分を示唆する演出があったりと、上手い。でもさ・・・なんとなく今回のGEN司令の言動はとってつけた感が否めない。そろそろ不審者であり続けるのには無理がある気がする。
まあ、全とっかえだぁ〜!とカードを放り出す様が、相変わらず面白かった。ポーカーなのか?そうなのか・・・笑

それにしても、メカ上手い。見えないケルビム兵の動きのリアリズムは天下一品。最高に綺麗なCGだ。初めてトップになったジュン君も妖しい青年だ。いい年してる私が、合体シーンでわくわくするなんて・・・なんて面白い演出なんだろか。そしてエンディングの入れ方は、久々に来たよ、いつもシティハンターとかではジーンとしていたのだが、こういう演出大好きだ。日本のアニメの常套手段だけど、上手い。お話の展開の最後に絡め、物語とエンディングをオーバーラップさせたり・・・この曲でずっとエンディングが行くのか、これは新オープニングなのか?この作品は予想不能な部分があるので、わからない。来週のサッカー野郎のピエール君、やばそうだ。

昨晩、外画鑑賞の友とサツマイモの映画を見た後に食事をしながら歓談。
その中での話。声優さんファンでも、役者に惚れてるパターンとキャラ萌えが高じて声優ファンだと思い込んでいるパターンの二通りのファンが居るのかもしれない。後者はイベントで大騒ぎするケースが多くて、役者さん自身をも固定のイメージの型に無理やりあてはめようとする傾向が、あるのではないかとの話が出た。若手ファンや若年ファンにそういう傾向が強いかもしれない。
前者な私や彼女は老獪なファンとも言える。だから好きな役者さんが体当たりで汚れた芝居をやってくれたりするともうメロメロになる。後者なファンの場合、好きな声優さんがそういう仕事をすると、イメージが穢れたとして嫌がるらしい。エロゲーなんかに出られた日には、大騒動なのか?そうかなぁ。それはそれで面白いじゃん(爆笑)と私は思うが。
それこそ、×葉さんとか寺◎さんとこ小△さんとか、売れない役者時代にはポルノ映画とかにもご出演になっていた過去を持つわけで、今の若い声優さんファンには想像できない世界かもしれない。役者さんなんだから、そういう過去があったってぜんぜん不思議じゃないのに。かの春抱きの岩城と香籐だって、物語とはいえ元AV男優だ。
AVといえば、BLドラマにも好き好きがあって当然だし、色物の世界なわけで、受け付けない人がいてもあたりまえで、嫌いでも仕方がないと思うのだが、それでも、もし好きな役者がそれを仕事として真剣にやっているのなら、最初から食わず嫌いで拒絶反応を示さなくともいいのになって思ってしまう。もしまったく未知の世界ならば、怖いもの観たさのお試しに名作を1本聞いてみるのも冒険じゃないかと、不謹慎な私は思ってしまう。
ちなみに私の場合、絵がついてなければOKだ。春抱きマンガはちと辛い。そういうシーンはそそくさと読み飛ばす、小説も文字が刺激的だからそういうシーンは読み流すことが多い、(だって結構生生しいのもあります・・・汗)
ドラマCDはなぜかぜんぜん平気だ、苦痛になるのはお芝居が下手な人が混ざってる作品、TVでも映画でもエロでもなんでも平気、これはもうひとえに、神経が図太いおばちゃんだからかもしれない・・・爆笑

思い出せば、映画の「コールドマウンテン」、ジュード・ロウとニコール・キッドマンのからみのシーンはかなりエロい・・・よく見るとPG15だったりする。そして森川さんご自身が代表作にあげる「アイズ・ワイド・シャット」、これもニコール・キッドマンそしてトムクルーズの二人がエロエロな作品、結構古典的な描写が多いがこれは18禁だと思う。
こういうエロもあるんだから、BLもOKで良いじゃないかと思う。(よくわからない理論だ)

若い森川さんファンでたとえばコンラッドとかトーマ様(なぜか公式サイトでも様がつくらしい、笑)からファン入門な若い人は、外画での森川さんの、すばらしいお芝居を十分に堪能するには数年待たねばならない年齢層も居るかもしれない。BLを聞きなさいとは、とってもいえないが、BLじゃないドラマCDや18禁じゃない外画(それこそ宇宙戦争とかスターウォーズ)から入って、森川さんの幅広い素敵な演技を楽しんでもらいたい、たとえ最初はキャラ萌えから入ったとしても、役者さんの仕事世界の面白さを早く知っていただいて、七化けの世界の楽しさを堪能してほしい、特に森川さんは、それこそ歯の浮く2枚目から下卑たレイプ犯までギャグでもコメディでもシリアスでも全部こなす演技派の方なので、ファンは楽しみが大きく楽しみ方も広いのであるということを早く知ってもらいたいなぁと思う。

そうそう、今日も書いておこう、8月14日のライブのチケット1名分あまってます。ご興味のある方はメールでご連絡くださいませ。

ヘブンズドアからの封筒、どうやら家にも来てるようです。早く見たい。


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