声優さんと映画とアニメと
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2005年06月03日(金) 台本迷子

スピグラ(ネタばれあります)
ちょっとましな回だったかな・・・って、おい、終わっちゃうんじゃないよね。と次回予告を見て思った。
今回、水天宮さんがちょっと小芝居したり色事師だったりと、まあ、あれな役を演じながらなにか企んでいるんだけど、神楽の不在がこれ以上は容認できないユーフォリアさんたちのなんらかの事情があって、ご本人の出撃を決意するというところまでのお話。逃亡中の神楽チャンにちょっとヨコシマな気持ちの雑賀と、雑賀の不在で荒れる銀座おねえ様、神楽ちゃんのお父上と水天宮さん他ユーフォリアの能力になんらかの遺伝子研究でつながりがありそう、ついでながら、神楽の父らしき人の死因と水天宮に直接的な関係がありそう、という部分を匂わせて、次回へつなぎ、次回はいよいよ水天宮さんが本気モードで襲ってくるようだ。
って、ちょっとまってよ、水天宮はラスボスじゃなかったの?もう早出てくるってことは、クライマックスなわけ、それとも新展開なモードに入るの・・・
なんとも、複線として張られるのは背景に関するものばかりで、ストーリィ展開は行き当たりばったりな感じで、ちょっと行き詰まりな印象をぬぐえないまま、痺れが切れたように出てくる水天宮って、なんかもっとアッと言わせる展開は考えられないのでしょうか・・・まさか一人の人間のアイデアに頼り切ってないよな、こういうのは練りに練ったものでないと、底が浅いのはすぐに見透かせる・・・まるで松本零士原作藤川圭介脚本みたいなアニメだ。

ところで、このお話、やたらに外画吹き替え系の声優さんを連れてくる。今回は過去2回から引き続き小山力也さん(雑賀のお友達のお医者さん)や、山野井仁さんまで出てきた、このあたりのみなさんって、水天宮な森川さんも含め、チーム「キアヌ・リーブス」なわけで、揃い踏みにちょっと驚いた。なんだかな・・・山野井さんなんかぜんぜんチョイ役に近いし(まあ、めだってたけど)銀座さんな本田貴子おねえ様も天王洲神泉な高島雅羅おねえさまも含めて、男優陣はきっと、現場たじたじだろうな・・・森川さんなんか下っ端の年齢だから小さくなってる気がする(笑)

まほデミー週番日誌『魔法学園 迷宮ロマンス』
原作:南原兼
出演:櫻井孝宏、子安武人、森川智之、高橋広樹、緑川光、千葉進歩
すみません、このお話はいったいぜんたい、何なんでしょうか?
とにかくですね、魔法が出てきます、箒さんとかが居るみたいです。
先生と生徒が居たので、ハリポタの世界に近いのかもしれません、
そんでもって、子安さんがとってもダンディでいじわるな感じ。森川さんが回想シーン(?)での子供から大人でかっちょいい部分までを演じる役まわり、子安さんと二人で魔法の呪文を唱える声が、とっても様になってて格好よかったです。それにしても、櫻井君だし、緑川さんだし、すんごいキャストで、皆さんお上手なんですが、とにかく、話が100%わかりませんでした。前の6枚を聞かないとだめなんでしょうか?TT
フリートークが、勝手知る仲よし声優さんたちなので、まったくもって和やかマ。話にちなんで道に迷いやすいかどうかを一人づつ答えて居ました。
それで、子安さんは迷うらしい(うんうんそんな感じ)森川さんは迷わないそうだ(タクシーのおじさんに指図するらしい、それはついこの前の声帯通信でもひーちゃんとの会話であったネタ、横丁の道も詳しいという話)でも、本番中に迷子になるのだそうだ、役作りではなく、台本のどこをやっているかわからなくなるらしい。(爆笑)
で、コレ聞いてとっさに思い出したことがある。
それは、この間のパスコレライブだったと思う(たぶん)。
出演のみなさんが椅子に座って並んで順番にドラマのハイライトシーンを朗読しているとき、森川さんが、なにやらごそごそと台本のページをあちこちいとひっくり返していたのである。それも、いかにも探してます風で、しかも、結構長い時間探していたので、次の出番は大丈夫かしらと、はらはらした記憶がある、直前にぴたりとページを開いて、無事に本番はやりぬけていたけど・・・観察してて冷や汗かいた記憶が蘇った(爆)。
この方、キャリア18年ぐらいあるはずなのに、未だに本番中に台本迷子になるのね。そういえば、賢雄さんが、本番中に台本迷子になって森川さんに現在ページを教えてもらっていたのって、何のイベントだったかしら?前々回のSSDSだっけ?そうそう、成田さんもネオロマでそんな状態になってたことがあった気がする・・・(爆、爆、爆)
この方々、キャリアがあっても本番中に台本迷子になるってこと?一瞬、客観視する自分が居なくなるぐらい役にのめって入ってしまうような出番がおわった直後に、記憶の混乱状態が発生して、ほんの一瞬、記憶喪失で時間感覚が失われてしまって、私はだれ、ここはどこ、いま話のどこら辺?となってしまうのか?それとも、次の出番の台詞を確かめるときに、そっちに精神集中の矛先全部行ってしまい、やはり時間感覚がロストして、台本迷子になるのか・・・

本番中の彼らの心理状態を想像すると、結構楽しい。微妙な間のある待ち時間は、結構危険な時間なのかもしれない。
それにしても、そんなこと、すらっと白状する声優さんて、あまり居ないのではないかと・・・笑




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