声優さんと映画とアニメと
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2005年04月16日(土) AVP

森川さん三昧な土曜日
昨年劇場公開されていた、エイリアン対プレデター(AVP)のDVDが到着。
森川さんがセバスチャン(ラウル・ボヴァ)というイタリア系の濃い顔だちの2枚目考古学者を吹き替えている。主人公はもちろん最強宇宙生物エイリアンと最強宇宙狩猟民族プレデターだが、地球側の主人公は雪山ガイドのお姉さんで、声は本田貴子(男前な逞しい女性をやらせたら田中敦子さんと双璧)で、すばらしく決まってた。森川さんの歌の相棒の立木さんも、軍曹さんみたいな作業班に現場監督の役で登場、山路さんが社会学者の役で、コラテラルに続いてこちらも若い雰囲気のちょっとへたれた声でいい感じ。森川さんがイタリア語を喋るシーンが2回出てくるんだけど、1回目はゆっくりめのしっとりとしたセリフ、2回目はぺらぺらぺら・・・とまくし立てるので、何回聞いても、あまりの流暢さにのけぞって倒れる。どれだけ練習したのでしょうか・・・涙モンです。SSDSのシューマイ君もこれぐらいの感じでドイツ語が出ると面白いですが、酷な要求ですね。それにしても森川声でのイタリア語は、さらにジゴロ感が増して、ステキだ。全編まくしたてて欲しい。

マ王
2ndシーズンに入ってからの絵がなんだか微妙。今日は兄の勝利君初登場って、いきなり小西さんの声、なるほど、そう来たかと手を叩いた。
若手〜中堅の誰が来るかなって、いろいろ考えていたのだが、私には意外だった、確かに洋画吹き替え系では森川さんより若手で、現在マ王に出ている方々以外となると、アニメにまるで出ない系の人ばかりが思いつくので、アニメ系の人気どころがくるとは思ったが、キャラ絵を見てなかったので・・・。
復線ありまくりの会話。渋谷家の当主のお父さんが軽いし若い。とはいえ、年齢的には貫禄十分の辻谷さんなわけだが、まあ、若い若いお母さんに合わせた感じでいいかこれでも・・・有利と勝利の少年時代の吹き替えには女性声優さん使いまわしの大活躍。相変わらず演技のクオリティはハイテンション。それにしても、コンラッド以下眞魔国のレギュラー陣は一律ほぼひと言ペース。森川さんもかろうじて、優しくおだやかに喋ったので、まあ、観た甲斐があった。

BUZZER BEATER11話
お話的には一番ステキな回想エピソードだが、最終回2回前でこれでいいのかと疑うのんびり進行、森川さんは出番なし。内田直也さんと菅生隆之さん(だっけ、名前あやふや)吹き替え系おじさま声優ががんばっていた。

ダーマ&グレッグ29話
第2シーズンに入って、ギャグの展開が破綻終了系が多いが、今日のは起承転結がすばらしかった。最高に笑える1話。
出鼻、グレッグがフルモンティばりにダーマの前でセクシーダンスを披露しようと奮闘するも、ズボンがもつれて転倒ギブアップ、その後気を取り直してエッチしようとすると、突然クローゼットに不思議な気配。調べると、隠し部屋が出てくる。しかも不気味な少女人形や断片(首など)がいっぱいに飾られてる。怖がるダーマを脅かしていたグレッグだったが、引っ越お祝いパーティの最中にまた不気味な事件が発生、ついにグレッグもダーマもダーマのママも絶叫。ジェーンだけが、さすがのマイペース。そういえばピートもマイペースで、あいかわらず親友達がめちゃくちゃいい味だしてる。今回、ダーマがめちゃくちゃかわいいのだが、グレッグも負けてない。不気味な音のする部屋へ向かう時の、グレッグ=森川さんの声が、がくがく震えていて、強がってるときも声が揺れ動き、ときにひっくり返りそうな寸どめ状態で、大分創意工夫のあとが見える、すんばらしい。2〜3度リプレイしたが絶品の演技。ここでしか聴けない、外画調での最高の恐がり声と驚きの絶叫も聴ける、今回、最高。

もうすぐギャラリーフェイクがはじまる。


まいける2004 |簡易メールシルバーナの船室(コラム)

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