ひまわりさん観察日記
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2005年02月23日(水) 明かりをつけましょ(おひさまあとりえ)

もうすぐひなまつり。女の子も男の子も、おだいりさまとおひなさまの絵を描いている。ゲームのキャラクターづけだったけいちゃん(小3)は、先週から船の絵に力を注ぎ、ものすごい集中力で本人も大満足の完成度となる。


ひびきちゃん(年中)が、何枚もクレヨンでおえかきした後、仲良しのなっちゃん(年中)がていねいに仕上げた『ひなまつり』の絵に触発されて、「わたしもかく〜!」と描きだした。・・・が、時間切れでお迎えにきたお母さん、登場。

ひびきちゃん自身ももうつかれていたので、クレヨンでぱぱっと『おだいりさまとおひなさま』を線描きしただけのその状態で、ちょうどよかったとばかりに「もうおしまい!」と言い切る。しかし、おかあさんとせんせいたちは、「もうすこし、がんばってほしい・・」と思っている。


ひびきちゃんの描いた、おひなさまとおだいりさま

そこでおつきあい。「もうちょっと描きたいねえ。何を描こうかな?」「わかんないよ」「えのぐのピンク、まぜてきれいな色に作ったのがあまってるし、桃の花なんて、どうかな?」「あ、そうだね、うたにもでてくるもんね。♪あかりをつけましょ ぼんぼりに〜 おはなをあげましょ もものはな〜 ・・・・ぼんぼりもかかなくちゃ!」

ひびきちゃんはひなまつりの歌を口ずさみながら、ぼんぼりと桃の花を描き足した。「あとは、なにを描こうかな〜」

おかあさんも、参戦。「ひびきのおひなさま、あたまに冠かぶってたよねえ」「そうか!おだいりさまは、えぼしをかぶってたよ!」お家に飾ってあるお人形を思い出しながら、どんどん描く。「なが〜いぼうも、もってたよね」


こうやって、何処のどなたかわからなかったふたりのお人形の絵は、歌の聞こえてきそうなすてきなおひなさまとおだいりさまの絵に無事変身、絵の中にも明かりが灯ったようでした。めでたしめでたし。


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